プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★タブー(終):年寄りも甘えを無くせ

2013-09-03 08:51:18 | 日記・エッセイ・コラム

 自宅から、車で30分程の山あいに「大人の隠れ家」的な雰囲気の和食レストランがある。混雑する週末を避け、昨日の昼、小雨降る中を訪ねた。

 満席に近く、カウンター席に座ったら、後ろのテーブル席から声高の会話が聞えて来た。「あんた、一体何種類の薬飲んでるの?」、「どうせ保険で1割負担やから、安いもんよ」。

 苦々しい思いで聞いていると、「ついでだから、今度、あんたのビタミン剤も貰って来てあげようか」と平然と言ってのけた。

 不愉快になって振り向くと、4人のばあさんグループだった。「あんたみたいな不心得者がいるから社会保障費が不足するんだ」と言いたかった。

 高齢者=弱者と思いがちだが、真の弱者がどれ位いるのかと懐疑的になった。かつて、敗戦後の貧困を経験した年寄りの方が、反動的に消費文明にどっぷり浸かっていはしないのかと。自戒を込めて。