プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★国と個の違い

2011-03-13 09:52:22 | 日記・エッセイ・コラム

 昨夜になって、ようやく水戸に住む妻の妹と連絡がとれた。人身被害は無かったが、店(理髪)の損壊はかなり深刻な状態のようだ。自宅は離れており無傷だったので、日常生活に支障無いのが救いだった。

 とはいえ、強い余震が続いている状況下では、店を再開するめどは立たず、途方に暮れているのが現実だ。現地に駆け付けようにもアクセス手段も無く、個の力の無力さを痛感させられる。

 さて、福島原発の炉心溶解危機対策を誤れば、被害が拡大するだけでなく、原発への信頼が失われ、日本の技術力の真価をも問われ兼ねない。一部の外国に見られるような暴動や略奪行為も無く、被災者の冷静で秩序ある避難行動を見ていて、日本人の特質を再認識した。

 日頃、政治批判をしていても最後に頼るところは国だ。未曾有の大惨事に遭遇し、政府・与野党が一致団結して復興に全力を傾注すれば、必ずこの難局を克服出来る。そうすれば、国民の行政に対する目も必ず違ってくると確信する。