プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★心機一転

2010-11-16 13:38:55 | 日記・エッセイ・コラム

 14日に開催された「金沢市民マラソン」で、出場している筈の友人の姿を見つけることが出来なかった。大勢のランナーに紛れて見失ったのだと思い、帰宅したが、体調不良で棄権したことを知った。

 彼は、私のコーチ役なのだが、近年、故障続きで満足なレースを送れないでいる。顔を合わせる度に、「ほどほどに」と言うのだが、往年の走りを取り戻そうとハードなトレーニングをしているようだ。

 私の方は、完走することが目的化しており、故障なく走ることが最重点事項。そこで、フル・ハーフ・10㎞用とレース別に使い分けていたシューズを整理することにした。10㎞用だけを残し、フル・ハーフ兼用のシューズを2足購入した。一足は280g、もう一足は300gで足の保護機能が充実しているためかなり重い。

 廃棄したシューズは、速く走る目的で軽量設計だったので、もはや無用の長物。まだ十分使用に耐えるものだったので、幾分、未練が残ったが、走友の棄権を知り、心に踏ん切りをつけた。先のイスタンブール・マラソンの寄せ書きに、「生涯走る一兵卒」と記したことを肝に銘じて。