プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★一票の格差

2010-09-14 09:20:17 | 日記・エッセイ・コラム

 民主党の代表選は、いよいよ大詰めを迎えた。今日の夕方には、実質的に次期総理大臣が決まるというのに、見守るしかないのが歯がゆい。

 その原因は、代表選の「ポイント制の妥当性」にある。国会議員411人、地方議員2,400人、党員・サポーター数34万人に対し、それぞれ「822・100・300」のポイントを割り振り、総ポイント1,222で決するこの制度。次々に疑問が頭をかすめる。

 国会議員1人につき2ポイントを与える客観的根拠は何なのか?地方議員と党員・サポーターに対するポイント換算比率の公平性は??世論調査で高い支持を受けている候補が、議員票で逆転する可能性もあり、民意の重視となるのかどうか???

 野党時代の民主党ならともかく、与党の代表=総理大臣だけに、一票の重要性は看過できない。国内外に難問が山積しているいま、民意を重視した候補が勝利するかどうかは、民主主義の根幹に関わる重大事との思いで、注視している。