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時悠人chosan流処世術

★制度は「理>情」=「説得⇒納得」

2008-06-13 10:33:58 | 日記・エッセイ・コラム

 ”13日の金曜日”を忌み嫌うのは一部の人だけだが、宙に浮いた年金問題が未解決にもかかわらず、今日、後期高齢者医療保険の2回目の年金天引きが行われる。

 市役所から封書が届いた。「65歳になられる方へ」と題した印刷物が二枚。副題は、「65歳以上になると、介護保険の第1号保険者になります」とあり、市へ直接介護保険料を納めるようになることと介護保険の申請から認定までのフロー説明だった。

 今までも払ってきた者に、改めて「保険料を納めていただくことになります」は無いだろうと、腹が立った。40才から64歳までが第2号保険者で、65歳以上が第1号保険者になること位は知っている。関心事は、「2号から1号に変わることで、何が変わるのか?」だ。

 従来は、医療保険料に含まれていたのを分離して、市役所へ直接払い込みになることと、来年4月から年金天引きになるという仕組みは理解した。が、末尾に、「保険料は所得(7段階)に応じて決まります」と表記した20年度徴収額表があるだけ。「8月に納入通知書を送る」ことと「口座振込みが便利」と勧奨文を添え、自動振込みの申込書に個人情報が印字されていた。

 高齢者対策は、65・70・75の年齢による「線引き」と年金からの「天引き」が既定方針のようだが、どうせ払うなら「天引き」された方が気楽だ。だが、「年齢による線引き」の理論的説明が無ければ、感情的にも解し難い。行政からの文書が無味乾燥なことは承知済みだが、人を小馬鹿にした内容が腹立たしい。