〜かたることばが歌になる風になる〜

外国語乱用?

テレビのアナウンサーの言い間違い、字幕に出る、人の名前の字の表示間違いなど、あとで訂正とお詫びというシーンを、民放はもちろんNHKでも最近呆れるほど多く見た。
これって何なんだろう。報道する側やアナウンサーの「体たらく」と言われても仕様がない姿勢が目立つ。

岐阜の男性がNHKに対して外国語乱用云々で提訴したとか。確かに私たちは外国語で表現されたものに慣らされてきている。
漠然とわかっているが日本語に訳すとどういう意味だろうか?と、正確な意味を言うことができない言葉が多々あるし、どこかの大学の先生や、その道の専門家と言われる方の使われる外国語の名詞は、時折まったくわからなくて、話の内容がそこで理解できなくなることがある。
専門用語は、時として日本語に直すのが難しく、外国語の方が話の中でぴったりくることがあるのも事実だ。

また、日本人は長ったらしい外国語は言いにくいので短くする傾向にある。
子供たちは、本来の言葉を知らず、略して短くしてしまった当たり前のようにはびこっている外国語を、本当の言葉だと思っているかもしれない。

韓国ドラマをよく観る。殆ど韓国語はわからないが、セリフの中に日本でも使う外国語がよく出てきて発音が気になる。
「テレビ」はテレビと言う時もあれば、「テレビジョン」と言うセリフもある。「VIP」は日本ではヴィップと言うが、韓国では「ヴィアイピー」と言っている。
今すぐ例になる言葉が思い出せないのだが、日本では半分ぐらいに短くしてしゃべっている外国語を、長くても本来の単語通り最後まで言っていて感心する。

これは余談だが、韓国ドラマのセリフで耳に残り気になるのは、外国語(英語に限る)の発音が英語本来のイントネーションにとても近い気がする。
韓国の一般人がそのようにしゃべっているのだろう。
字で書くだけではうまくイントネーションを表せないけれど「コーヒー」は「コッピー」「タクシー」は「テクシー」「バスー」は「ボス」「マネージャー」「マネジャー」などなど。
感心するのは、男性、女性の俳優どの人も、驚くほど英語の発音がうまく会話もネイティヴ(スピーカー)[自国の人・アメリカ人]のようだ。

日本にも良いものがいっぱいあるけれど、そういうものが少しずつ失われ、中途半端な「外国かぶれ」の日本。
一般人の耳に入ってくる機会が多いマスコミの報道は、正確な日本語でお願いしたいものだ。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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