goo blog サービス終了のお知らせ 

電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

高橋洋一 《 運は大胆なる者に味方する 》

2025-05-08 | 03-自己・信念・努力
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■緊急拡散宜しく『選択的夫婦別姓は戸籍廃止を策した反日勢力の亡国法案です』【「水間条項」国益最前線ブログ】
■超拡散記事『上限の無い特定技能外国人(移民)に認めるバス運転手・鉄道運転手に貴方の命を預けられますか!』
■国内外に拡散宜しく『安倍晋三ファン必見10連発動画』 55.1K
■安倍晋三総理 移民受入れ4連発動画 419.7K
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


トランプが大統領選に勝利して間もなく、私は安倍首相から連絡をもらった。「どう対応したらよいだろうか」という話だった。当時、日本の外務省はトランプ陣営との交渉窓口探しに躍起になっていた。米国メディアの予想の通りに「ヒラリー・クリントン候補が勝利する」と見ていたためにトランプ陣営とのパイプをほとんど築いていなかったのだ。


◆運は大胆なる者に味方する

『ド文系ではわからない日本復活のシナリオ』
【 高橋洋一、三交社 (2019/5/22)、p170 】

トランプが大統領選に勝利して間もなく、私は安倍首相から連絡をもらった。「どう対応したらよいだろうか」という話だった。

当時、日本の外務省はトランプ陣営との交渉窓口探しに躍起になっていた。米国メディアの予想の通りに「ヒラリー・クリントン候補が勝利する」と見ていたためにトランプ陣営とのパイプをほとんど築いていなかったのだ。

安倍首相からの電話を受けて私の脳裏に浮かんだのが日系3世の米国人で弁護士の村瀬悟氏だった。彼と知り合ったのは私が財務省在籍時のこと。ニューヨーク日系ソサエティのボスのような存在で、トランプの顧問弁護士の一人でもあった。

私はさっそく連絡を取り「トランプ陣営でいちばん関わりが深いのは誰か」と尋ねると「娘のイヴァンカさんだ」と言う。世の父親というのは概して娘に弱いものであり、そこでこちらとしてはまずイヴァンカを交渉の窓口として説得することにした。

村瀬氏は「日本語を勉強しろとのお父さんの教育方針から中学高校は日本の成蹊学園に留学していて、同じく成蹊学園の1年先輩だった安倍首相も村瀬氏のことはよく知っていた。

そうして安倍首相は村瀬弁護士を通じて連絡を取り、トランプタワー訪問を実現させたのだった。

つまり安倍・トランプ会談は、表向きには外務省の顔を立てる形になったが、実際には安倍首相の人脈で実現したわけである。

トランプタワーでの会談後、安倍首相が宿泊先のホテルに帰ってきたときのニュース映像にはしっかりと村瀬氏の姿があった。その後連絡すると「映ってましたか」とやや焦った様子であった。

米大統領に就任する人物に直接電話できる村瀬氏のような人はめったにいない。その意味では村瀬氏と旧知の仲だった安倍首相はラッキーで、政治家にとっては運も実力のうちである。

およそ能力のある政治家はそういった広い人的ネットワークをつくっているもので、何かあったときにはそれが活きるということを常日頃から意識している。その点において安倍首相は極めて丁寧に独自のネットワークをつくり上げている。安倍首相は会った人のことをすべて覚えているのではないかというほどよく覚えている。

ともかくそのような経緯で世界各国に先駆けて安倍・トランプ会談が実現されたわけだが、その間に日本のマスコミは「トランプとの折衝ルートがない」というような報道ばかりを繰り広げていた。マスコミの取材先が外務省しかなかったからである。トランプ氏との独自ルートのなかった外務省に聞けば、そういう答えにしかなりようがない。

現実問題として外務省はヒラリーへの対応だけでキャパシティオーバーであり、さらに言うとヒラリーの勝利を妄信して「トランプ陣営と接触してはいけない」というようなことまで言っていた。ヒラリー・クリントン大統領が誕生した際にトランプと接触していたとなると日本のマイナスになるという判断だった。しかしこれは愚かな話である。

優れた政治家はそういうところは確実に押さえていく。たとえ外務省が「ルートがない」と説明しても、政治家は「じゃあ手の打ちようがないな」というわけにはいかない。

会談の際、安倍首相はゴルフのドライバーを持参したが、これは単なる土産物ではなく「次はゴルフを」という意味を込めたものだった。

ともあれ日本の首相が大統領選に勝利した候補と大統領就任前に会談したのはきわめて異例のことで、この素早さには多くの国があわてたに違いない。特に中国などはずっと電話さえできずにいたのだからさぞかし焦り狂ったことだろう。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高橋洋一 《 統計法違反 刑事... | トップ | 高橋洋一 《 ブロックチェー... »
最新の画像もっと見る

03-自己・信念・努力」カテゴリの最新記事