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電脳筆写『 心超臨界 』

強みは物理的な能力がもたらすものではない
それは不屈の信念がもたらすものである
( マハトマ・ガンディー )

歴史を裁く愚かさ 《 「不服従」の思想――西尾幹二 》

2025-03-31 | 04-歴史・文化・社会
20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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人間の住むこの地上世界は、あまり変わらない。世界も変わらなければ、日本も変わっていないのです。私は変わっていないことを、むしろいいことだと思っております。なぜならば、変わっていないのだから、かつて連合軍に腹を立てた日本が、いまもなお、実は厳然と存在していることになる。自己主張を内蔵し、言葉こそ発しておりませんが、無言の「不服従」を表明しているのではないかと私は考えております。


『歴史を裁く愚かさ』
( 西尾幹二、PHP研究所 (2000/01)、p287 )
終章 日本人の自己回復

◆「不服従」の思想

しかし、ここからわれわれの唯一の救いですが、日本人は、実は自分の戦争を本当は忘れていないのではないかと思われる節がある。

たいていのことに関してはアメリカに調子を合わせてきた日本が、謝罪問題にだけこだわるのはなぜでしょうか。平成7年夏の戦後50年の国会決議に、おそらく皆さま方のご協力もあってのことかと思いますが、5百万人もの反対署名が集まったのはなぜでしょうか。たしかに正しい戦争観、歴史観はいま表には出ておりません。教科書にも出ていませんし、NHKも語りません。けれども、親から子へ、子から孫へ、沈黙に込められた「不服従」の意思は、今日にまで伝達されてきているのです。

おもしろいのは、近年の現象を見ておりますと、世界も日本もこの50年であまり変わっていないことです。貿易摩擦や外交トラブルが起こるたびに、アメリカ人、イギリス人、フランス人、オランダ人、中国人などはこぞって日本の過去を取り上げるのですが、対日非難の内容が、終戦直後に日本に向けられた、日本は精神的鎖国をしているとののしった対日批判のそれとたいへんよく似ています。

人間の住むこの地上世界は、あまり変わらない。世界も変わらなければ、日本も変わっていないのです。私は変わっていないことを、むしろいいことだと思っております。なぜならば、変わっていないのだから、かつて連合軍に腹を立てた日本が、いまもなお、実は厳然と存在していることになる。自己主張を内蔵し、言葉こそ発しておりませんが、無言の「不服従」を表明しているのではないかと私は考えております。

皆さんはそれを感じないでしょうか。あまり明確ではありませんが、50年たって、いま地熱のように何かが静かに地下から動き始めている。私の今日のようなお話は、おそらく十年前にはできなかった。いまできるということは、何かが動き出している証拠だと私は信じているのです。
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