電脳筆写『 心超臨界 』

自分の人生を変えられるのは自分だけ
代わりにできる人など誰もいない
( キャロル・バーネット )

宇宙は彼らを失望させない――マルロ・モーガン

2024-09-23 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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この〈真実の人〉族の行く手には必ず食べ物がある。彼らの祈りに宇宙はつねに応じるのだ。この世界は豊かなところだと彼らは信じている。私やあなたがだれかのピアノを聴きにいって弾き手の才能を讃(たた)えるのと同じように、彼らは心から自然のあらゆるものを讃える。行く手に蛇が現れると、それは夕食のために現れてくれたということになる。


◆宇宙は彼らを失望させない

『ミュータント・メッセージ』
( マルロ・モーガン、角川書店 (1999/4/1)、p67 )
《ミュータント(突然変異体)とは、アボリジニが著者であるマルロ・モーガンにつけた呼び名であると同時に、いわゆる文明人と呼ばれる人類すべてを指す》

植物王国の目的は動物と人間に食べられること、土壌を流さないこと、美を強調すること、環境を調和させることにある。植物と木は私たち人間に静かに歌いかけていて、彼らは私たちがお返しに歌いかけることだけを求めていると教わった。それを聞いたとき私はすぐに自然界の酸素循環のことを考えた。動物の第一の目的は人間に食べられることではない。必要に応じて食べられることもあるが、第一には環境を調和させて人間の仲間、教師となることにある。だから彼らは行く手に待っている動物や植物に向かって毎朝メッセージを送るのだ。「私たちはあなたがたの道を通ります。あなたがたの生きる目的に敬意を表すために」。仲間のだれが食べられるかは、動物と植物が自分たちで決めることだ。

この〈真実の人〉族の行く手には必ず食べ物がある。彼らの祈りに宇宙はつねに応じるのだ。この世界は豊かなところだと彼らは信じている。私やあなたがだれかのピアノを聴きにいって弾き手の才能を讃(たた)えるのと同じように、彼らは心から自然のあらゆるものを讃える。行く手に蛇が現れると、それは夕食のために現れてくれたということになる。日々の食べ物は夕方の祝いの席の重要な部分だ。食べ物の出現が当たり前のこととはみなされないことを知った。まず天に向かって頼み、現れるのを望むとその通りになり、それを感謝して受け取って感謝の言葉をささげる。この部族はその日の調和、彼ら自身、彼らの友人たち、世界にたいして感謝の言葉をささげることで一日をはじめる。ときには特別な願いごとをすることもあるが、そのときの言葉はこうだ。「それが私のために最高にいいことならば、そしてすべての命にとっていいことならば与えてください」

(中略)

この部族は食料を持ち歩かない。作物を植えたり収穫したりしない。その日の糧(かて)は宇宙から与えられると確信して焼けつくオーストラリアのアウトバックを歩くだけだ。宇宙が彼らを失望させたことは一度もなかった。
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