20年に及ぶブログ活動の集大成 → <a href=https://blog.goo.ne.jp/chorinkai/e/3d8eb22fad45ce7b19d6a60e8a70b7e7" target="_blank">★仏様の指
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『選択的夫婦別姓は戸籍廃止を策した反日勢力の亡国法案です』【「水間条項」国益最前線ブログ】
■超拡散記事『上限の無い特定技能外国人(移民)に認めるバス運転手・鉄道運転手に貴方の命を預けられますか!』
■国内外に拡散宜しく『安倍晋三ファン必見10連発動画』 54.8K
■安倍晋三総理 移民受入れ4連発動画 418.8K
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しかし遊ぶには、小遣いが足りなかった。だから若者は、止(や)むなく家で寝そべって古本を読んだり、妄想に近いことを考えたりして時間つぶしをしていたのだ。しかしこの妄想が、時には未来に創造的な世界を生み出す力を持つことがあった。明らかな暇は、決して不毛なものではない。それはあらゆる世界を創造し得る豊饒(ほうじょう)な大地だったのである。
◆「密な」時間で生きる危険――曽野綾子・作家
(「小さな親切、大きなお世話」産経新聞 R02(2020).10.04 )
小学校低学年の頃、私は明らかに学校嫌いだった。幸運なことに?私はお腹(なか)は丈夫だったが呼吸器は弱かった。冬にはよく風邪をひいた。今日は学校を休めるということは、私にとって幸いな日だった。
その上、そういう日には母が本を1冊買ってくれた。「風邪をひいたご褒美」と母ははっきり言ったが、私は学問的な性格ではなかった。江戸川乱歩や大下宇陀児(うだる)の推理小説を1冊買ってもらうと、私はニコニコして再び蒲団(ふとん)にもぐり込んだ。
私は明らかに学校に行くのが嫌いで、家にいるのが好きな子だった。しかし今の人たちは大人も子供もそうではないらしい。彼らは明らかに外に行けない状態が発生することを恐れて問題にしている。
彼らはコロナを恐れているというより、家から外に出ないことを恐れている。外へ出られないと米や醤油(しょうゆ)がなくなるわけではない。都会では、100メートルも歩けばインスタント食品や缶詰を売っている店も自動販売機もある。2日や3日自宅に籠城するくらいの食べものは、今の時代誰でも手に入れられる。それなのに外出ができないことを恐れるのである。
家に落ち着ける自分の部屋がないからだ、という説明をする人もいる。確かにそういう場合もあるだろう。しかし昔の学生は3畳一間が自分の部屋だという人も珍しくなかった。万年床に入って本を読む分には、10畳だろうと3畳だろうと大した違いはない。しかし問題は、3畳では1日家にいるのがむずかしいと感じる事が、世間に認められそうになってきていることだ。
今は休みは外出するもの、と人々は決めているようだ。しかし昔、休みに人々は家にいた。怠け者は一日中、ごろごろ寝そべって本を読んでいた。体は休まるし、頭に知識は増える。おまけに外に出ることで、余計な小遣いをつかわなくて済む。
むしろ現代の生活で問題になるのは、寝そべる時間や本を読む暇がないことなのだ。しかし外界や他者と「密な」時間や距離で生きる危険性は、ほとんど誰も気にしない。
時間は、いつも変化に富み、他人にもその使い方を説明できるようなものでなければならない、と今の人々は考えている。昔、学生の生活では、することが全くない時間がいっぱいあった。本当は学問をするための時間であったのだが、学問はしたくなかった。
しかし遊ぶには、小遣いが足りなかった。だから若者は、止(や)むなく家で寝そべって古本を読んだり、妄想に近いことを考えたりして時間つぶしをしていたのだ。しかしこの妄想が、時には未来に創造的な世界を生み出す力を持つことがあった。明らかな暇は、決して不毛なものではない。それはあらゆる世界を創造し得る豊饒(ほうじょう)な大地だったのである。
暇は、暇だから価値を生めたのだ。それを簡単に説明可能な使い方で、軽々に埋めてはならない。遊園地やデパートの人ごみの写真を見ると、その不思議な力関係を思い出す。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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しかし遊ぶには、小遣いが足りなかった。だから若者は、止(や)むなく家で寝そべって古本を読んだり、妄想に近いことを考えたりして時間つぶしをしていたのだ。しかしこの妄想が、時には未来に創造的な世界を生み出す力を持つことがあった。明らかな暇は、決して不毛なものではない。それはあらゆる世界を創造し得る豊饒(ほうじょう)な大地だったのである。
◆「密な」時間で生きる危険――曽野綾子・作家
(「小さな親切、大きなお世話」産経新聞 R02(2020).10.04 )
小学校低学年の頃、私は明らかに学校嫌いだった。幸運なことに?私はお腹(なか)は丈夫だったが呼吸器は弱かった。冬にはよく風邪をひいた。今日は学校を休めるということは、私にとって幸いな日だった。
その上、そういう日には母が本を1冊買ってくれた。「風邪をひいたご褒美」と母ははっきり言ったが、私は学問的な性格ではなかった。江戸川乱歩や大下宇陀児(うだる)の推理小説を1冊買ってもらうと、私はニコニコして再び蒲団(ふとん)にもぐり込んだ。
私は明らかに学校に行くのが嫌いで、家にいるのが好きな子だった。しかし今の人たちは大人も子供もそうではないらしい。彼らは明らかに外に行けない状態が発生することを恐れて問題にしている。
彼らはコロナを恐れているというより、家から外に出ないことを恐れている。外へ出られないと米や醤油(しょうゆ)がなくなるわけではない。都会では、100メートルも歩けばインスタント食品や缶詰を売っている店も自動販売機もある。2日や3日自宅に籠城するくらいの食べものは、今の時代誰でも手に入れられる。それなのに外出ができないことを恐れるのである。
家に落ち着ける自分の部屋がないからだ、という説明をする人もいる。確かにそういう場合もあるだろう。しかし昔の学生は3畳一間が自分の部屋だという人も珍しくなかった。万年床に入って本を読む分には、10畳だろうと3畳だろうと大した違いはない。しかし問題は、3畳では1日家にいるのがむずかしいと感じる事が、世間に認められそうになってきていることだ。
今は休みは外出するもの、と人々は決めているようだ。しかし昔、休みに人々は家にいた。怠け者は一日中、ごろごろ寝そべって本を読んでいた。体は休まるし、頭に知識は増える。おまけに外に出ることで、余計な小遣いをつかわなくて済む。
むしろ現代の生活で問題になるのは、寝そべる時間や本を読む暇がないことなのだ。しかし外界や他者と「密な」時間や距離で生きる危険性は、ほとんど誰も気にしない。
時間は、いつも変化に富み、他人にもその使い方を説明できるようなものでなければならない、と今の人々は考えている。昔、学生の生活では、することが全くない時間がいっぱいあった。本当は学問をするための時間であったのだが、学問はしたくなかった。
しかし遊ぶには、小遣いが足りなかった。だから若者は、止(や)むなく家で寝そべって古本を読んだり、妄想に近いことを考えたりして時間つぶしをしていたのだ。しかしこの妄想が、時には未来に創造的な世界を生み出す力を持つことがあった。明らかな暇は、決して不毛なものではない。それはあらゆる世界を創造し得る豊饒(ほうじょう)な大地だったのである。
暇は、暇だから価値を生めたのだ。それを簡単に説明可能な使い方で、軽々に埋めてはならない。遊園地やデパートの人ごみの写真を見ると、その不思議な力関係を思い出す。





