園長ブログ

児童養護施設、伊豆長岡学園の様子と、園長の日々想うこと、日々の学びを、つれづれに書きしるすブログです

先達

2017年06月02日 05時42分34秒 | Weblog

昨日は、全国児童養護施設協議会の70周年を記念する冊子を読んでいました。

児童養護施設、児童福祉の70年の歩みについて書かれた冊子です。

さまざまな取り組みや歴史が書かれていました。

戦後、戦災孤児を救う無償の試みが児童養護施設の始まりです。

公的なものになっていくまでの様々な苦労や壁に、我々の先輩方によるご尽力によって築かれてきた歴史が書かれています。

わたしはわずか、31年ですが、70年の歴史を振り返ると、とても大きな流れがあったことに気付きます。

現在、社会的養護と言われる仕組み、制度がどのような変遷があって、確立されてきたのかがわかります。

度重なる法改正によって、子どもたちの福祉の向上が実現されてきました。

そのことは、31年間、児童養護施設で勤務してきただけでも実感できるところです。

 

特に利用契約制度に移行するか、措置制度を継続するか、という論議があったことは記憶にありましたが、

その時の実際の論議や論点を学ぶと、今ある制度が感慨深いものである、ということがわかります。

現在は措置制度であり、公的な制度であり、子どもが施設を選べない、子どもが大人を選べないからこそ、

そこで従事する大人が、自らを磨き、学び続けていないと、大変なことになることがわかります。

改めて気を引き締める思いで、冊子を読ませていただきました。

児童福祉の先達が多くの苦労をもとに築き上げたバトンを受け継ぎ、更に発展させていく必要があることを感じました。

その重みを十分と噛み締めながら、天職として取り組んでいきたいと思います。

 

最後までお読みいただいて、ありがとうございました。

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