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中国と日本

2007年11月20日 | Weblog
最近、テレビ等で中国と日本との関係について双方の識者が討論する番組をよく見かける。

都市と農村の格差、環境問題など中国の課題が取り上げられ、およその結論は、発展途上にある中国を今しばらく見守ってほしい旨のものである。

何となく日本優位のニオイのするものが多い。

 たまには、中国のある景勝の地で、お茶を飲みながら、二胡のゆったりとした音楽を背景に中国と日本の将来を話してみるのはどうだろうか。

中国のすべてが公害で汚染されて居るわけではないし、あいかわらず中国の山々は水墨画の世界を思わせ、人間が生きるということはどういうことなのかという遠大なテーマをもとに、経済成長や格差を次の問題として論じるというように、日本でのせっかちな議論とは逆の、かつての竹林の七賢人ではないが、哲学的にも意味のある深遠な議論が期待できるのではないだろうか。

 真剣な議論にとっても場は大切である。

文責 :長谷川(相模原市)