進め!長工 電気班

長野工業高校電気班の活動紹介&製作マシンの紹介

第3弾 ~タイヤ~

2010年01月26日 10時10分39秒 | 09年モデル マイコンカーの紹介
今回は、タイヤについて説明します。タイヤってとっても重要ですよね。ここが路面に接するわけですから、タイヤの性能で走りが大きく変化します。

今日では、タイヤ表面の素材としてシリコンシートを用いることが一般的となりました。
何か別の素材では、と考えてみてもルール上、これ以上のものはなかなかありません。さらにコストパフォーマンスにすぐれて、加工も容易なので我々も使用しています。

そうなると重要になるのがタイヤのそのほかの性能です。我々は、軽さを追及して製作しました。


タイヤの構造は、ホイールに切削加工を行ったジュラコンを使用し、その上に厚さ5mmのスポンジチューブをかぶせています。
ホイールの厚さは1mmです。

タイヤの直径は35mmです。長さはホイール40mm、タイヤ部で35mmです。重量は駆動用ギヤ・ベアリングφ4を合わせて8gとなりました。


ホイールに駆動用のギヤをとある接着剤で接着しています。
ギヤに追加加工を行ってベアリングをはめ込んでいます。


車体に取り付けるとこんな感じです。モータのピニオンは歯数が12枚、タイヤ側は60枚なので、レシオは5:1となっております。
M4のネジに差し込んでいます。あまりにも簡単な方法で支持しているので、がたつきがひどいです。次期型では改良します。

今回製作した、軽量タイヤのおかげで飛躍的なスピードアップができました。今後は、タイヤの弾性に注目をして改良を行う予定です。


次回は、ステアリング機構についてご説明します。

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