長崎市に本店を置く、地方銀行、十八銀行が提供した「なんばんえびす貯金箱」を収蔵しました。
上の写真、なんばんえびす貯金箱、陶器製、高さ16センチです。
薄手で軽く焼かれています。左腰に大福帳を下げ、左手に魚を抱え、右手に錨を持ち、変わった身なりの、いわゆる南蛮人貯金箱です。置いても安定していますが壁掛け式の貯金箱になっています。お金の出し口は紙を貼られたものですが、貯金箱として実用的なものです。
この「なんばんえびす貯金箱」のモデルは、1977年9月、銀行創立百周年記念として本店前に設置した「なんばんえびす像」です。
そこには、「 なんばんえびす 長崎開港の由来にちなみ、よろず繁栄のシンボルとして、このえびすの像を世におくる」と書かれています。
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開催中の企画展「驚き楽しむ、変わり種?面白?貯金箱展」の展示品からの紹介です。擬人化の動物貯金箱、それぞれの動物、立派な人間ぶりです。