来年の東京オリンピックまで一年となり、いろいろ準備が整ってきている様です。オリンピックの表彰メダル、金・銀・銅メダルも発表されました。前回オリンピック比、随分とあか抜けた感じ、とても見栄えするものだと感じました。
ところでこんどのオリンピックでは貯金箱の提供はどんなでしょうか。時代の趨勢の中で埋没し始めている貯金箱なので心配です。
さて、戦前或いは戦中のものと思われる寄木細工の貯金箱を収蔵しました。
上の写真、寄木細工 電蓄型貯金箱、木製、高さ13.5センチです。
一寸分かりにくいけれど、正面右側に日の丸と皇軍万歳、左側に感謝貯金と書かれた戦時体制下の雰囲気が溢れた貯金箱です。
しっかりした作りで、見栄えの良いものです。当時のコインの大きさからすれば、結構貯められる貯金箱でしょう。
お金を出す時は上部が引き戸になつていて開けられます。時代を映す貯金箱です。
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時代を映す貯金箱の紹介、1998年(平成10年)に長野市で開催された冬季オリンピックの貯金箱です。ブリキ製、直径8センチの球形です。4羽のフクロウがモチーフの大会マスコット、スノーレッツが描かれています。オリンピック終了後の3月、私は定年で会社勤めを終了、思い出深い年です。