メディアはデマばっかり飛ばしてる 年金破綻は嘘
『年金の真実』の著者、辛抱治郎さんが口角泡を飛ばして大演説
https://youtu.be/4Za0m2kkInI
飯田浩司のOK!CozyUp 令和元年6月13日放送分
1:45位~
党首討論が1年ぶりに開催 老後2000万円を巡って与野党攻防へ 立憲民主党の辻元国対委員長は昨日、与党が提案していた19日の党首討論開催に応じる意向を自民党の森山国会対策委員長に伝えました。党首討論は去年6月以来およそ1年ぶりで今国会では初となります。
95歳まで生きるには夫婦で2000万円の蓄えが必要と試算した金融庁金融審議会の報告書の問題などを巡り安倍総理と立憲民主党枝野代表ら野党党首との攻防が予想されている。2000万円の話ですが。
この問題についてテレビなんかでコメントしている人。或いは悪いけどラジオなんかでコメントしている人の話を聞いても、基本的な事が全く分からないという。
でたれめを前提にして喋っている人ばっかりなので、正しい知識を基に喋らないと、何かデマばっかり飛ばしてるよね。
この問題に関してはメディアはと。私はね、この1週間、ズーッと、そう思い続けてきました。私は『年金の真実』という本を、年金大改正が2004年でしたが、その2年後に書いて、厚生労働省の年金局に呼びつけられて怒られたぐらいです。
怒られた?!
ハイ。私が出した本を年金局長が机の上に叩きつけやがって。「こういう本を辛抱さんが書くからねぇ、年金不安が高まって、国民年金の未納とかが起きるんですよ。って。
首絞めたろかって思いましたけどね。我慢して帰って来ましたけど。まぁ、そういう本を書いて、ある程度詳しいですから。ハイ、何でも聞いて頂戴なんだけど。どうでしょう。どこが論点なんですか。
2000万円ないと路頭に迷うのかとか、年金は実質破綻しているのではないかと言われていますよね。
この「年金が破綻している」という言い方は、物凄くデマで、ホントに破綻しているって思ってる人が居るワケです。
だけど、何をもって破綻するのかっていうのが難しくてね。年金が全く無くなると思っている人が、世の中には結構居るみたいですけど、それは制度上絶対無いです。なぜかと言うと、いまの年金制度は積み立て方式ではありませんから、基本的に。
積み立て方式じゃない。
だから現役世代からフンダクッタお金をその年の高齢者に渡すだけですから、将来、日本の現役世代がゼロになればゼロになる可能性がありますが、そんなことはありえませんから。そんな事したら、国が潰れますから。
一定割合は現役世代がいるわけです。丁度今ね、年金をフンダクル方とと支給する方がバランス取れていますから、今の人口バランスが続く限り、今の年金制度は維持されますから。
問題なのは、いまの人口バランスが確実に崩れて来ますから。高齢者の数が増えていく。長寿社会になって年齢も伸びる。だけど現役世代はボリュームが変わらないどころかドンドン減って行きますから。
そうするとその人たちが払える分だけしか負担できなくなることを考えると、まぁ、これが将来どうなるか。
厚生労働省は、今のお年寄りは所得代替率と言うのですけども、その時代の現役世代の平均賃金のだいたい6割以上を今の高齢者取っているワケです。年金でね。
これが将来的に50%くらいまで落ちますけれども、それ以下には下がりませんと厚生労働省は発表しているんだけど、本当にそうかって話なんだけど。
ただ今回ね、よくねぇ金融庁の最初の報告書の原案が、年金が下がりますよ。年金だけで生涯暮らして行くわけには、なかなかいかないでしょうという話はもう2009年と2014年の時に、政府はチャンと数字まで発表しているワケですよ。今、所得代替率が6割超えている奴が所得代替率5割になりますともう発表してますから。
だから今のお年寄りが貰っている年金の2割~3割位は下がりますと政府はもう公式発表しているワケだから、今更何を言ってんだという話ですよ、正直ある程度分かっている人にとったら。
だからコレ、野党の追及見てても、「年金だけで老後は暮らせない」。そんな事、もう既に数字発表してるでしょって。それを知らないんだったら、政治家なんてやめちまえってんだよ。
いやぁ、現役世代は結構わかっているんですよね。もう、そんなん知っているよ。でもどう備えたら良いのか、貯金はできないよなって思って。
大問題なのは、今回金融庁の政府が受け取り拒否したようなことを野党も追及しているけど、これは基本的に「厚生年金受給者」の話なのです。ですが、いまどんどん増えている「国民年金受給者」は、さらに月額の年金収入が15万円くらい低いワケ。
そうすると15万円低いというと…仮に10万円低いとして、1年間生きる為には、老後1年間で120万円要るワケですよ。10年間で1200万円、30年間で3600万円。
実は、国民年金しかもらえない高齢者は2000万円足りないんじゃなくて、5000万円以上足りないんですよ。
そこの議論も、厚生年金の人たちだけをターゲットにした議論になっているけれども、国民年金しかもらっていない人は完全に今回の議論でも置いてきぼりになっている。
元々、自営業者とかの生活の足しみたいなところが国民年金の立てつけだったから。
元々、国民年金は1961年にスタートした時に、自営業者や農業をやっている人たちの「老後の小遣い」も要るだろうという事で「老後の小遣い」という位置づけで、生活の支えの為ではなかったんです。
ところが、いつの間にか非正規の人が増えてきて、国民年金で暮らす人が増えてきた状況の中でと言う事だから。もうチョッとねぇ、真面目な議論をやれよと。この問題だったら5時間は喋れるけど、いい?
待った待った、待った待った。番組が破綻してしまう。
年金が破綻する前に、番組が破綻してしまう?!
『年金の真実』の著者、辛抱治郎さんが口角泡を飛ばして大演説
https://youtu.be/4Za0m2kkInI
飯田浩司のOK!CozyUp 令和元年6月13日放送分
1:45位~
党首討論が1年ぶりに開催 老後2000万円を巡って与野党攻防へ 立憲民主党の辻元国対委員長は昨日、与党が提案していた19日の党首討論開催に応じる意向を自民党の森山国会対策委員長に伝えました。党首討論は去年6月以来およそ1年ぶりで今国会では初となります。
95歳まで生きるには夫婦で2000万円の蓄えが必要と試算した金融庁金融審議会の報告書の問題などを巡り安倍総理と立憲民主党枝野代表ら野党党首との攻防が予想されている。2000万円の話ですが。
この問題についてテレビなんかでコメントしている人。或いは悪いけどラジオなんかでコメントしている人の話を聞いても、基本的な事が全く分からないという。
でたれめを前提にして喋っている人ばっかりなので、正しい知識を基に喋らないと、何かデマばっかり飛ばしてるよね。
この問題に関してはメディアはと。私はね、この1週間、ズーッと、そう思い続けてきました。私は『年金の真実』という本を、年金大改正が2004年でしたが、その2年後に書いて、厚生労働省の年金局に呼びつけられて怒られたぐらいです。
怒られた?!
ハイ。私が出した本を年金局長が机の上に叩きつけやがって。「こういう本を辛抱さんが書くからねぇ、年金不安が高まって、国民年金の未納とかが起きるんですよ。って。
首絞めたろかって思いましたけどね。我慢して帰って来ましたけど。まぁ、そういう本を書いて、ある程度詳しいですから。ハイ、何でも聞いて頂戴なんだけど。どうでしょう。どこが論点なんですか。
2000万円ないと路頭に迷うのかとか、年金は実質破綻しているのではないかと言われていますよね。
この「年金が破綻している」という言い方は、物凄くデマで、ホントに破綻しているって思ってる人が居るワケです。
だけど、何をもって破綻するのかっていうのが難しくてね。年金が全く無くなると思っている人が、世の中には結構居るみたいですけど、それは制度上絶対無いです。なぜかと言うと、いまの年金制度は積み立て方式ではありませんから、基本的に。
積み立て方式じゃない。
だから現役世代からフンダクッタお金をその年の高齢者に渡すだけですから、将来、日本の現役世代がゼロになればゼロになる可能性がありますが、そんなことはありえませんから。そんな事したら、国が潰れますから。
一定割合は現役世代がいるわけです。丁度今ね、年金をフンダクル方とと支給する方がバランス取れていますから、今の人口バランスが続く限り、今の年金制度は維持されますから。
問題なのは、いまの人口バランスが確実に崩れて来ますから。高齢者の数が増えていく。長寿社会になって年齢も伸びる。だけど現役世代はボリュームが変わらないどころかドンドン減って行きますから。
そうするとその人たちが払える分だけしか負担できなくなることを考えると、まぁ、これが将来どうなるか。
厚生労働省は、今のお年寄りは所得代替率と言うのですけども、その時代の現役世代の平均賃金のだいたい6割以上を今の高齢者取っているワケです。年金でね。
これが将来的に50%くらいまで落ちますけれども、それ以下には下がりませんと厚生労働省は発表しているんだけど、本当にそうかって話なんだけど。
ただ今回ね、よくねぇ金融庁の最初の報告書の原案が、年金が下がりますよ。年金だけで生涯暮らして行くわけには、なかなかいかないでしょうという話はもう2009年と2014年の時に、政府はチャンと数字まで発表しているワケですよ。今、所得代替率が6割超えている奴が所得代替率5割になりますともう発表してますから。
だから今のお年寄りが貰っている年金の2割~3割位は下がりますと政府はもう公式発表しているワケだから、今更何を言ってんだという話ですよ、正直ある程度分かっている人にとったら。
だからコレ、野党の追及見てても、「年金だけで老後は暮らせない」。そんな事、もう既に数字発表してるでしょって。それを知らないんだったら、政治家なんてやめちまえってんだよ。
いやぁ、現役世代は結構わかっているんですよね。もう、そんなん知っているよ。でもどう備えたら良いのか、貯金はできないよなって思って。
大問題なのは、今回金融庁の政府が受け取り拒否したようなことを野党も追及しているけど、これは基本的に「厚生年金受給者」の話なのです。ですが、いまどんどん増えている「国民年金受給者」は、さらに月額の年金収入が15万円くらい低いワケ。
そうすると15万円低いというと…仮に10万円低いとして、1年間生きる為には、老後1年間で120万円要るワケですよ。10年間で1200万円、30年間で3600万円。
実は、国民年金しかもらえない高齢者は2000万円足りないんじゃなくて、5000万円以上足りないんですよ。
そこの議論も、厚生年金の人たちだけをターゲットにした議論になっているけれども、国民年金しかもらっていない人は完全に今回の議論でも置いてきぼりになっている。
元々、自営業者とかの生活の足しみたいなところが国民年金の立てつけだったから。
元々、国民年金は1961年にスタートした時に、自営業者や農業をやっている人たちの「老後の小遣い」も要るだろうという事で「老後の小遣い」という位置づけで、生活の支えの為ではなかったんです。
ところが、いつの間にか非正規の人が増えてきて、国民年金で暮らす人が増えてきた状況の中でと言う事だから。もうチョッとねぇ、真面目な議論をやれよと。この問題だったら5時間は喋れるけど、いい?
待った待った、待った待った。番組が破綻してしまう。
年金が破綻する前に、番組が破綻してしまう?!