ひたすら日本応援歌

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米中貿易戦争には何か既視感がある……それもその筈 1950~60年代の繊維に始まって、TV、自動車、半導体 嘗ての我日本を見ている様…佐々木俊尚氏が語ります

2019-05-15 21:59:16 | 日記
米中貿易戦争には何か既視感がある……それもその筈
1950~60年代の繊維に始まって、TV、自動車、半導体
嘗ての我日本を見ている様…佐々木俊尚氏が語ります

https://youtu.be/8WlRvvUXczo



飯田浩司のOK! Cozy Up令和元年5月15日放送分より

7:10位~

アメリカが中国に対する新たな関税の詳細案を発表  アメリカの通商代表部は13日、中国からの輸入品の内まだ高い関税をかけていない凡そ3000億ドル分に最大25%の関税を上乗せする計画を正式に表明しました。

3805品目が対象となる詳細案です。今後、産業界などから意見を聞き発動は6月末以降になると見られております。米中の貿易をめぐる対立第4弾の制裁まで発表されて、ほぼ全品目にこれでわたるとなってきました。


恐ろしい事態ですよね。これには既視感があります。1970~1980年代の日米貿易摩擦にそっくりですね



日本は戦後、護送船団行政と言われていますが、国内の産業を徹底的に保護して海外から入って来るものは関税障壁で入れさせないと。自国の自動車産業や電気を守るということをやって来ました。

そこでアメリカが日本からドンドン輸入が来るので腹を立てて、「お前らの国、もっとオープンにして海外からもっと売れる様にしろ」と要求したんです。これに日本は屈せざるを得なかった。安全保障的にはアメリカの核の傘の下に入っていて、アメリカの属国みたいな状況ですから、NOとは言えないワケで全部屈したんです。


その当時、経産省として交渉にあたった人は「結局、外務省が安全保障と言って全部飲まされたんだよ」と愚痴をこぼしていました。


ところがね、結果的に日本のエレクトロニクスはいま完全に崩壊していますよね。その道筋の1歩を踏み出したのがそこだと指摘している人も居るんですよね。

中国はこれをよく分かっている。中国はITに関して言うと、この10年、日本の護送船団行政と同じ事をやって来たんですよ。

要するにグレートファイアウォールとかインターネット版万里の長城と言われていますが、フェイスブックとかツイッターとか海外のものが一切使えない、国内でしか使えないウェイボーやバイドゥなどのIT産業を一生懸命育成して来て、ある程度競争力が高まったところで一挙に広げ、HUAWEIのスマホが世界中で売れてAppleを抜いてしまうみたいなことが起きている。

日本の護送船団行政の自動車とか電気を育成したのと同じ構図ですよね。やっぱりアメリカがそれに対して文句を言って来て、例えば中国は関税障壁を作っていたり、海外から中国市場に参入しようとすると、海外の企業の持っている技術を中国の企業に移転させなければならない為、それでパクられて同じものを作られてしまうので、それをやめろとアメリカが要求しているんですよ。



ところが中国はこれに屈しない。なぜかと言うと、中国はアメリカの安全保障に頼っていない。しかも自国で10億も人口を持っている。さらに大きいのは、政治体制に直接関わることで中国は共産党一党独裁ではないですか。

共産党が産業とも一体化してそれを支えるという、完全なる独裁的な経済なわけでしょう。それをやめさせるのは中国の共産党の存在理由にも関わる。

それは日本の自民党が飲んだものとまったく構造が違うんですよね。中国がここでアメリカの要求を飲んでしまったら、共産党独裁という政治体制そのものが揺らでしまいかねない、という恐怖感が満ち満ちているので絶対に受けない。


経済担当で今回交渉をやった副首相の劉鶴さんは、色々報道されていますが、これをテコにして国内改革できるのではないかと思って飲もうとしたら、最終的に習近平氏が「責任を取るからこれは駄目だ」とひっくり返したという話がありますよね。


政治が強いですからね。習近平氏は毛沢東になろうとしているので、今の独裁体制が崩れるようなことは一切したくないという事だと思います。さらにもう1個大きいのはねぇ…70年代、80年代当時は情報通信も自動車も、もちろんアメリカが中心でした。経済とか技術とか。

ところがいまはITが進化して、AIや自動運転やドローンなど新しいものがドンドン出て来ています。その中心地はどこかと言うとアメリカではなく、最早「中国」なんですよね。


移りつつあると。


例えば通信だと4Gが5Gへと第5世代に移りつつあるんですが、そこで1番力を持つのがHUAWEI。これがNokiaと競り合っている。ドローンで最大市場を持っているのはDJIという中国の企業です。

自動運転はどんどん走らせないと、データが集まらない。膨大なデータをAIで廻すのが自動運転の肝なんですよね。いくら研究所内で研究していても、実走させないと進化して行かない。いかに走らせるかが重要なんです。

ところが先進国、日本等は無人の車を走らせるのは暴走すると怖いからあまり走らせていない。中国は1人ぐらい死んでも構わないと思っているので、バンバンに走らせているワケです。そしたらそこだけ技術がバーッと行ってしまう。

AIもそうです。人々がどのような行動をしているか、SNSでどのようなやりとりをしているかなど大量のデータを分析すると、ドンドン進化するんです。けれどアメリカでもヨーロッパでも日本でも、プライバシーの侵害だと言ってそこを抑えようとしているではないですか。

GAFAはケシカランと言って、GAFAがプライベートなデータを使う事をやめさせ様としている。一方では中国企業がドンドンAIを進化させる事になるんです。これは倫理的に良いか悪いかを別にすれば、中国の天下ですよ。技術面に関してはね。


それはやっぱり中国の国民がプライバシー権に目覚めて行くには、まだまだ、そうはならないという事ですか?


有名な研究があって、中国の中間層、今豊かになってきている年収600万~800万貰っている人たちにアンケート調査したデータがあって、「自由を求めるか、今の共産党政権で自由のない状態でいいのか」とアンケート調査したところ、「このままの共産党政権でイイです」という回答が多かった


自由で貧乏よりも、縛られて豊かな方がイイと。


変に共産党政権がひっくり返って、大混乱して豊かさが無くなるのを恐れているんですよ。


ある意味の既得権者になりつつあるという事ですか?


そういう人たちが中国共産党を支えているワケで。意外に盤石なんですよ。


6月4日には天安門事件から30年になりますが、あの時の民主化へのオーラはもうないという事ですか?


あの頃は中国が貧しかった。90年代初頭に中国に行ったんですけど、まだ人民服を着て自転車に乗っていました。今そんな人は居ませんよ。人民服もありませんから。


でも、その地球の行き着く先はあまり明るくないなと思ってしまいますね。


明るくないですけれど、経済的には発展するかもしれないですね。これだからアメリカが没落しつつ中国に喧嘩を売るというのは、どちらが勝つかは分からないですが、あまり筋は良く無いかなと。更に言うと、アメリカと中国が喧嘩して1番損をするのは、日本やフランスやドイツといった周りの国で、ホントに勘弁して欲しいですよね


※この佐々木俊尚さんってトランプさんの事、嫌いなのでしょうか?
 或いは、アメリカが嫌い? 
 アメリカが没落しつつ 中国に喧嘩を売るっていう、この仰り方…
 中国側に立っていませんかぁ… 毎日系のジャーナリストだから?
 
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