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安倍総理・安倍内閣応援のブログでしたが、諸般の事情により、今後は、菅義偉内閣を応援します ガースー (^^)/

新疆ウィグル自治区住民への監視や管理の実態が中国当局の内部文書で明らかに

2019-11-26 22:14:34 | 日記
新疆ウィグル自治区住民への監視や管理の実態が中国当局の内部文書で明らかに

https://youtu.be/Q236_PUPw54

【有本香】2019年11月26日(火) 飯田浩司のOK! Cozy up!より



飯田:中国政府 大規模な監視システムでウイグル族を弾圧か  中国政府が新疆ウイグル自治区で、イスラム教徒の少数民族ウィグル人の住民を再教育施設に収容しているとして、国際的な批判が高まっている問題。

国際調査報道ジャーナリスト連合は24日、住民への監視や管理の実態を示す中国当局の内部文書を入手したとして公開しました。

この文書によりますと、最新のシステムを使って、短期化にに大勢の疑わしい人物を探し出し、1万人以上を施設に送った事等が記されております。

これを受けて中国外務省の耿爽(こうそう)副報道局長は、25日、新疆の事は完全に中国の内政に属する。一部メディアが、卑劣な手段で新疆問題を煽っていると非難をしました。

いや、これ、まぁ、大変な文書というか…色んな形で、色んな所から出てきていますねぇ。


有本:今、飯田さんが読んで下さった中にある国際調査報道ジャーナリスト連合というのは、例のパナマ文書の時に、アレを公開したグループというか、団体ですよね。いくつものメディアが連合を組んでいるという事なんですけれども。

これ元々はニューヨークタイムスが前身なんですよね。まぁ、スクープとして、撃ったワケですよね。


飯田:400頁に渡って。


有本:このスクープ記事に関わった記者の名前というのは、二人出ていましたけれども。その内の一人というのは、名うての…特に中国報道に関しては、いくつも今迄にも非常に注目に値する記事を書いてきた人なんですよね。

ですから、これはかなり信憑性が高いという風に思っていまして。これにも色んな…勿論400頁以上読むって事はなかなか難しいんですけれども。最初のニューヨークタイムスの記事とですね、それからここにきて、国際調査報道ジャーナリスト連合の報道内容なんかというのも、色々読んでいますけれども。

今迄ですね、ウィグル人側、或いはアメリカのラジオ、フリーアジアにウィグル人からの色々情報をとってですね、それで報道したきた事と結構符合しているんです。

ですから、色んな意味で、これは正しいんだろうなぁと思うんですけど。実はこの一連の動きに対して、中国側からですね、新疆の事は完全に中国の内政だという事以外に、こういうコメントも出ているんですヨネ。

例えば、この3年間、今年を含む直近の3年間で、新疆ウィグル自治区に於ける、まぁ、その暴動みたいなモノは、1件も起きていないという事を言ってるんですよ。つまりそれだけね、教育施設を作ることで、ウィグル人たち、あるいは新疆の人たちは幸せになっているんだって事を言ってるんですけれども。

これは全くそうではなくて、本当に3年間、確かに言われてみれば、あんまり大きな奴が起きてないんですよねぇ。

それはもう、起こせない状況に迄、抑え込んじゃって、監視がもう、行き届き過ぎているっていう事だと思います。

私もですね、この問題については、10年以上ズッと取材をしてきて、この3年位のそのホントにもう、聞いてるだけで、もう、言葉を失ってしまう状況っていうのがねぇ。

こんな事がホントに隣の国であるっていうのは、ホントに、何っていうのかなぁ。信じがたい。で、中国側は常に、これはチベットでもウィグルでも問題でもそうですけどもね、これは内政問題であると。外国がとやかく言うのは内政干渉だと言うんですけれども。ここ迄の人権問題というのは、私たちはあらゆる手段を使って、本来だったら、助けに行くべき位の問題だと思います。


飯田:もう監視カメラの数もおびただしい


有本:ウィグルでは監視カメラの数もおびただしいと言われてますよね。私はね、実は私の友人もね、例えば、亡命ウィグル人の組織としては1番大きい世界ウィグル会議の今総裁ですね、ドルクン・エイサ、或いは今、Campaign for Uyghurs,アメリカで、ワシントンで新たな組織を立ち上げた…嘗ては米軍がグアンタナモにウィグル人を収容してた事があって、その人たちが釈放される前にですね、通訳を務めたりしたルシアン・アッパスという女性の活動家が居るんですよね。

こういった国際社会の結構注目度の高い活動家というのが、私、個人的にも友人なんですけれども。ドルクン・エイサは去年お母さんが77歳、78歳かな…77歳で、突然、その危険思想にかぶれているみたいな形で強制収容所に入れられて、1年後に亡くなったという事ですね。

それからルシアン・アッパスは、医師であったお姉さんが、行方不明です。去年から。恐らく強制収容所に入れられたんだろうと。で、医者ですからね。そのお姉さんは。今更職業訓練なんか必要ないんですよ。

でも、職業訓練の為に連れて行かれたんんだ的な事を聞かされている様ですけれども。もう、有り得ないでしょう。50代のね、ズッと医師として仕事をしてきた女性に対して。これは要するに、この種の非常に国際的にも非常に注目度の高い活動家に対する見せしめというか、報復なんですよね。

で、今迄はね、そこ迄の事は無かった。例えば親族が、彼らの親族が逮捕される事があっても、それはその人、本人が、やっぱりかなり活動しているという様な所が見受けられたんだけれども。77歳のお母さんをね、収容所に引っ張っていくと言う事は、チョッと今迄では考えられなかったんですけれども。

もう、そういう手段を択ばない状況にきてるワケですよ。で、まぁ、今年に入ってからもですね、私自身もインタビューを…在日ウィグル人のですね、まぁ、顔とか名前とか出さないと言う事で、何人かの人から話を聞いていますけれども。

もう家族…自分の知人有人等も含めると、何人もの人が居なくなっているという話があるだけではなく、例えば自分の実家がですね、元々団地に住んでいたんだけれども、その団地自体を取り巻く位の巨大なこう、塀というんですか。壁というんですか。つまり外界と簡単に接触出来ない様に、要するに団地そのものが、牢獄になっちゃったみたいな感じですよね。そこに監視員が居てという。ですから、監視カメラというレベルではないんです。

その居住空間そのものを監獄にしちゃうみたいな話ですからね。こんな事が、だから、この21世紀に行われるというのは、ホントに恐ろしい事でね。

で、それは全く嘘だとは、とても思えないんですね。色んな点から。で、まぁ、そういう様々な事を考えるとですね、やっぱり、これホント日本はどうするんですかと。こういう状況の中で、ホントに中国の国家主席を来春国賓で迎えるのという事ですよね。

安倍さんは日本の政界で最もこのウィグル問題に古くから携わって、勿論色んな働きかけもした、最もこの問題に詳しい人なんで、私はチョッとこの状況の中でですね、本当にこの侭、王毅外相とも、これからも連帯していきましょうみたいな、国家主席の国賓訪問に向けてという事言ってますけど、チョッとこれだけは、理解に苦しみますねぇ。


飯田:Twitterです。ウィグルの監視施設での国際世論も盛り上がったら良いと思うんですが。香港の情勢も含めて、なかなか日本のマスコミは取り上げませんね。


有本:ホントですねぇ。多少取り上げる様には、昔よりはなっているんですけれども。でも、チョッと取り上げ方は足りないですよねぇ。



後頭部に電気ショックを……中国のウイグル人収容所で

2019年11月25日 BBCニュース

中国西部の新疆ウイグル自治区にある、高度の警備体制が敷かれた収容施設で、中国政府が主にイスラム教徒のウイグル人を何十万人も組織的に洗脳していることが、流出文書で初めて明らかになった。
2017年に拘束され、1年3カ月にわたり収容されたというグルジラさんは、BBC調査報道番組「パノラマ」に対して、看守たちに拷問されたと話した。
ウイグル人組織「世界ウイグル会議」の顧問をつとめる英勅選弁護士のベン・エマーソン氏は、中国政府が「新疆ウイグル自治区にいるイスラム教徒のウイグル人を、個別の文化集団として、地球上から消滅させようとしている」と話す。
流出した文書は、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が入手したもの。ICIJにはBBCパノラマや英紙ガーディアンなど17の報道機関が参加。今回流出した中国政府の公文書を「中国電報(The China Cables)」と呼んでいる。


「中国はウイグル自治区に国連監視団受け入れよ」 英が要求
11/26(火) 14:08配信



イギリス政府は25日、中国西部の新疆ウイグル自治区に、国連監視団が「即時かつ無制限にアクセス」できるよう、中国政府に求めた。

この要求は、中国の公文書が流出し、何十万人ものイスラム教徒のウイグル人が、新疆ウイグル自治区の収容施設で虐待されている状況が判明したのを受けたもの。

英外務省の報道官は、「新疆における人権状況と、中国政府の弾圧強化を深く憂慮している。とくに、100万人以上のイスラム教徒のウイグル人や他の少数民族の人々を、法にのっとらずに拘束していることを懸念している」と表明。

「イギリスは中国に対して引き続き、国連監視団が即時かつ無制限に新疆ウイグル自治区にアクセスできるよう求めていく」と述べた。

■裁判なしで100万人収容か

BBCパノラマや英紙ガーディアンなど17の報道機関が参加する国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が入手した公文書には、収容施設に入れられた人々が監禁、教化、懲罰の対象となっている模様が記されている。

収容施設には、イスラム教徒のウイグル人を主体とした100万人近くが、裁判を経ずに収容されているとみられている。

中国の劉暁明・駐英大使は、こうした報道はでっち上げだとしている。

■「悔い改めと自白を促せ」

ICIJが「中国電報(The China Cables)」と呼んでいる流出文書には、2017年に新疆ウイグル自治区の共産党副書記で治安当局のトップだった朱海侖氏が、収容施設の責任者らに宛てた9ページの連絡文書も含まれている。

その連絡文書では、収容施設を高度に警備された刑務所として運営するよう指示。以下の点を命じている。

・「絶対に脱走を許すな」
・「違反行動には厳しい規律と懲罰で対応せよ」
・「悔い改めと自白を促せ」
・「中国標準語への矯正学習を最優先せよ」
・「生徒が本当に変わるよう励ませ」
・「宿舎と教室に監視カメラを張り巡らせて死角がないことを(確実にしろ)」

流出した文書はまた、収容者の生活が細かく監視、管理されている状況も示している。

「生徒のベッド、整列場所、教室の座席、技術的作業における持ち場は決められているべきで、変更は厳しく禁じる」

「起床、点呼、洗顔、用便、整理整頓、食事、学習、睡眠、ドアの閉め方などに関して、行動基準と規律要件を徹底せよ」

■1週間で1.5万人が入所

別の文書からは、ウイグル人の拘束と収容の規模がわかる。

ある文書は、2017年のわずか1週間の間に、新疆ウイグル自治区の南部から1万5000人が収容施設に入れられたとしている。

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの中国担当責任者ソフィー・リチャードソン氏は、流出文書は検察当局に活用されるべきだと話す。

「これは訴追に使える証拠で、甚だしい人権侵害が記録されている。収容者は全員、少なくとも精神的拷問を受けていると言っていいと思う。自分がいつまでそこにいるのか、まったく分からないからだ」

■ ■ ■中国の言い訳のコーナー■ ■ ■

「中国に対する中傷だ」

流出した文書からは、外国の市民権をもつウイグル人の逮捕や、外国で暮らすウイグル人の追跡に関する明確な指示も読み取れる。

世界規模で捕獲網を張り巡らせるため、中国の大使館や領事館が役割を果たしていることも暗示している。

中国の劉暁明・駐英大使は、中国の施策は新疆ウイグル自治区の人々を守るためであり、同自治区では過去3年間、テロ攻撃は1件も起きていないと述べた。

「当該地域は現在、社会的に安定し、民族集団もまとまっている。人々は満足と安全を以前よりずっと強く感じ、生活を楽しんでいる」

「西側には、そうした事実を完全に無視して新疆について中国を熱心に中傷している人々がいる。彼らは、中国の国内問題に介入し、新疆における中国のテロ対策を妨げ、中国の順調な発展を妨害する口実を作ろうとしている」

(英語記事 China 'must give UN access' after prisons claims)
(c) BBC News




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