広告代理店はイヌと同じだ!【表】

現役広告営業マンの日乗
~表題は某社宣伝部長の金言から(3/19参照)~

ツイッターの実態

2014-01-15 05:50:31 | マーケティング
昨日の日経に面白い記事が出ました。

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■ネット「世論」か「話題」か~少数が生み出すうねり(総合・経済「リアルの逆襲」)
20140114 日経

※日経とNTTコム オンライン・マーケティングが共同で、ツイッター分析を実施(20130907~1208の3ヶ月)

3つのキーワード
○「原発(原子力発電」=ツイート総数420万件、発信者数40.3万人
○「消費税」=192万件、51.8万人。
○「TPP」=95万件、13.2万人

みえてきたのは、ネット世論では、ごく少数の人が大量のつぶやきを発信し、うねりを生み出している実態だ。

特に「原発」は鮮明
期間中に
・「100回以上つぶやいている人」は7248人=人数でみると全体の2%にみたない。
・彼らは3ヶ月で1人たあたり平均330回、毎日3.6回ずつ原発に関するツイートを発信
・こうした大量発信者のつぶやきは計239万件に達し、ツイート総数の6割に上った。

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ツイッターを、
「つぶやき」ではなく「人(ユニークユーザー)」という視点から
追跡・分析してみたら・・・というワケ。


●社会には、
ネット上で、「表に出る(つぶやく・書き込む)人間」「出ない(つぶやかない・書き込まない)人間」
の2種類がいる。


この事例の調査では、後者が圧倒的に多かったということ。

そして
日経がこの記事で言っているのは
全社の意見が、さも「世論」のように扱われるのはいかがなものか?
ということ。



ネットとの付き合い方を考えていくうえで、
これは良い調査だと思いました。

この視点でさらに掘り下げて行ってもらいたいですね。

実際に世論として扱って増幅させているのは当のマスコミ
・・・という話もありますが(笑)。



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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”


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