もう「評論家」はいらない

何か新しいことをやろうとするとき、


「それは、過去に考えたことがある」

「それは、難しいと思う」

「それは、こういう問題点がある」


みたいなことを言う人が、必ずいます。



私はこういう人と会うたびに非常に疲れます。




こういう台詞を言う人は、大抵の場合、

それを自分でやろうとは思っていない人、

つまり、当事者ではなく、評論家だからです。




こういうスタンスの人は、

会議では意見を言うけど、

私の経験上、実行レベルではほとんど自分から動くことはありません。

つまり、員数には数えられません。





員数に数えられる人は、

「それは〇〇だけど・・・」とネガティブなことを言うけど、

「でもこういう方法があるんじゃないですか」

と続ける人です。

「それは〇〇だけど・・・」と言うけど、

「それをクリアするために私はこうやってみます」

と続ける人です。


こういう人が、自分が当事者としてモノを考えている人です。

彼らは貴重な戦力で、「評論家」じゃありません。




これから、私たちは、
自分がやったことのないこと、
今までの広告代理店がやらなかったことに、
どんどんトライしていかなくてはなりません。

こうした活動には、
今までの広告代理店としての経験や知識は、
役に立りません。

失敗をするかもしれないけれど、

「やってみないとわからない」

のです。




なので、
もう「評論家」はいりません。

これからは、

「当事者」だけで、前に進めることが必要だと考えています。



もう時間は、あまり残されていないのですから。






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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”