広告代理店はイヌと同じだ!【表】

現役広告営業マンの日乗
~表題は某社宣伝部長の金言から(3/19参照)~

雑誌広告をどんどん売れるようにするために

2013-07-23 06:53:59 | ビジネスチャンス
今、テレビ以外のリアル媒体の営業が相当苦しくなってきています。


特に厳しいのは雑誌。

以前は定価の9掛けが実施料金というのが相場でしたが、
媒体によっては相当の値崩れをしています。

もちろん、以前通りに売れている媒体もありますが
それは
・各ジャンルTOPクラスの一流銘柄や
・日経BPのような顧客データごと抱え読者とのリレーションも合わせて提供できる媒体
等のお話。
ランクの低かったり部数が少なかったりする雑誌は今、
相当しんどくなってきていると思います。






■雑誌が売りにくい理由

なぜ、こんなことになっているかと言うと理由ははっきりしています。

広告主から見たときに

1)発行部数が目減りしてきている。
2)「ネットとの連動性」が弱い。

からです。


おそらく(2)が解消されれば
雑誌の広告セールスは全く違う状況になる筈です。

そもそも雑誌には、
固定の読者を数万、数十万単位の規模で抱え
ブランドがあり
コンテンツも有している
という「力」があるからです。

本来はネットなんかに舐められる存在ではないのです。

ただ、残念なことに
広告主のサイトや販売チャネル(EC)に直接的に導線が張れないから
「雑誌広告は今、売りにくい」という状況に陥っているのです。

因みに、
(2)は実は(1)とも相関関係があり、
(2)が強化されれば部数は間違いなく上向きになると思います。





■雑誌広告が売れるようにするためには・・・

つまり、
「ネットとの連動性」を強めれば良いのだと思います。

具体的に言えば
雑誌からネットへの送客力を高めれば良い、
ということです。

もっとハッキリ言えば
「この雑誌に出稿すれば、おたくのサイトにはこれだけの集客が見込めます」
と云えるようにすれば良い、
ということです。



話は極めてシンプルだと思います。


「雑誌からネットに相互リンクを張るためのソリューション」

QRコードみたいな中途半端なものではダメです。
必要なのはもっと強力なソリューション。



これさえ生み出すことができれば
雑誌の広告価値は一気に向上します。
(全体的に部数も上向きになるはずです)

そして、雑誌広告業界は一気に活性化します
(以前通りとは言いませんが)




ながらく雑誌にお世話になった広告代理店は今、
ここに知恵を絞るべきだと思います。

また、
ここに今、大きなビジネスチャンスがあると思います。





頑張りましょう、ご同輩。




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※The reason why the title is“広告代理店はイヌと同じだ”
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