Lee's Diary

ドラマが好き。
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ストロベリーナイト ~アフター・ザ・インビジブルレイン~ *感想*

2013-01-29 | スペシャルドラマ 感想
なかなか楽しめるスペシャルだったなぁ。
スパッと パキっと スッキリ見せてくる感じは ストロベリーナイト第1話の雰囲気。
(あんなに異様な事件は扱ってはいないのだけど・・・。)
映画では一体何があったのか・・ 映画への興味をそそる要素も入れられていて 面白い企画だったと思う。

 東京

いやぁ・・コトの真相にゃあぶったまげたわぁ。
栗原知世は何故死んだのか・・繰り広げられる告白に うんうん♪それで?それで?と思いながら観てりゃあ
突如ものスゴ~い真相を見せられて も~う呆然っっ。 へ!?こんなんアリ??となってしまった。
事件自体はイマイチ・・・・・。
まあ このストーリーは菊田(西島秀俊)と小暮(國村隼)の関係だったり
小暮の妻・景子(キムラ緑子)の想いだったりがメインなのだと思うケド。 
そのアタリのエピソードは好き。
景子が東京を離れることが出来ない理由に感じる夫への愛は印象的。


  沈黙怨嗟 / サイレントマーダー

初っ端からご登場の勝俣(武田鉄矢)に 出た~っっ と 嫌~な気持ちにさせられる。
将棋の“待った”が原因で起きた傷害事件の裏には意外な動機が・・ってなストーリー。
たかが将棋の“待った”なのに 感じる想いは様々・・なのね。
葉山(小出恵介)一人がベラベラと語りすぎな気はするけれど 
まあ 短時間で隠されていた真相を見せていかなければいかないので これは仕方がないか・・。
オチが好き。
「ほんの偶然ですよ。ちょっとした偶然で。」と葉山に説明する男の目・・素晴らしい。
最後のストーリーで さらなるオチを見せてくるアタリも面白かった。 


 アンダーカヴァー

相変わらず取調室で感情的になっちゃう姫川(竹内結子)なのね。
カッコよく啖呵を切ったのに・・なオチも親しみがあっていい。
大阪弁を操る胡散臭くて怪しい女バイヤーな姫川の様子やら
どうも 映画でイロイロと大変な目にあったようなのに ガンガン ガツガツ男達とやりあう様子やら
姫川の魅力を楽しむストーリーといった感じね。
姫川に呼び出されて喜びまくる井岡(生瀬勝久)が可愛い。
胡散臭い=井岡という図式が 姫川の頭の中に出来上がっているアタリも面白い。


 左だけ見た場合

井岡と日下(遠藤憲一)の対比が魅力的。
「井岡、その報告はこの山に必要か?」 やら 「憶測はいらない。」 やら 「今現在の真実だけを述べてくれ。」など
相変わらずの日下の仕事っぷりも楽しめる。 もちろん井岡のやるときはやる仕事っぷりもね。
「姫川元気だったのか?」からの 「いや、なんでもない。」 な 日下と 
「誰?」 な 井岡。  小さな萌えが仕込まれているアタリもツボ。


 推定有罪 / プロバブリィギルティ

ガンテツのご登場に また出た~っっ と さらに嫌~な気持ちにさせられる。
しかも今回はガンテツがメイン。
情報屋にも倉田(杉本哲太)にもネチっこく絡んでくるガンテツがたまらない~。
やられたら きっちりやりかえす・・ガンテツの手口を楽しめるストーリーね。
「な、気をつけて帰れよ、辻内!気をつけて帰れよ。」 ・・ 相手をネチネチといたぶるガンテツ・・嫌だわ~。
まあ とことん相手を追い詰めるガンテツと ヒ~ヒ~喚いて怯える相手・・というのが面白いワケだけど。
倉田への一喝もなかなかスカッとして良かったわねぇ。 
でもガンテツは嫌い・・なのよ。
「おめえなんかに俺が分かってたまるか、ば~か。」 ・・・ ガンテツオチがキマりすぎて くそ~っっとなる。

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ストロベリーナイト 最終回  *感想*

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2 コメント

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よしぼう 様 (Lee)
2013-01-30 17:29:03
コメントありがとうございます♪

あら~ 結構たくさんの話をドラマ化しちゃったんですねぇ。
「感染遊戯」のご説明に なるほど~と納得。
そういえば 連ドラの第6話が 「感染遊戯」でしたねぇ。
6話はノリのトラウマと菊田のボディガードっぷりが とにかく印象に残っていて
 「感染遊戯」自体はあまり描きこまれていなかった印象があります。 
原作ファンの方たちには もったいない扱いと感じるのかもしれないですねぇ。
そうそう 辻内は愉快犯だと思っておりました・・私。 
原作ファンです (よしぼう)
2013-01-29 18:25:22
こんばんは。
今までドラマ化できなかった作品をまとめてドラマ化した感じですね。これで姫川玲子シリーズでドラマ化されていないのは、短編「手紙」と最新作「ブルーマーダー」だけになりました。
平均26分で大丈夫だろうか、と思っていましたが、割とできもよくやればできるものだなと思いました。
一応姫川班解散後という設定ですが、「東京」や「左だけ見た場合」が姫川班の解散前の作品なので、面白いけれど、なんか浮いている気がしました。
実は、この二作の菊田と井岡のポジションが原作では姫川になってます。
一応、今回のベースにしたのは「感染遊戯」という短編集で、これには、解散後の様々な主人公の活躍がラストで一つにまとまっていく構成の、原作者としては野心作なんだと思います。ただ、一番キモの「感染遊戯」を、本編で姫川ものとして使ってしまったので、全体の構成がゆるやかになってしまった気がします。
本編での「感染遊戯」の回を思い出していただければ分かりますが、あれもネットを見た犯人が、役所のOBを殺害しようとする話で、あの時犯人が見たのが、例の「紳士録」というつながりです。
犯人辻内が「紳士録」を作った真の動機が「感染遊戯」の「血液製剤」がらみなので、その動機をカットしてしまい、辻内がただガンテツにやられる愉快犯みたいになっているのは、原作ファンとしては残念なところです。