Lee's Diary

ドラマが好き。
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それでも、生きてゆく   第2話  *感想*

2011-07-15 | 夏ドラマ(2011)感想
* それでも、生きてゆく  「想い、断たれて・・・」 *  番組HP

前回 感じたほどの面白さは感じられなかった というのが正直な気持ち。
初回のストーリーにとても好感を持っていただけに 第2話への期待が大きくなりすぎたのがいけなかったのかしら。

まずは 双葉(満島ひかり)の幼さ・・考えの甘さのようなものが見えてきたことが意外。
彼女は 兄の罪をもっと深く受け止めているものだとばかり思っていたのだけどなぁ。
ちゃんと話せば被害者の家族も分かってくれるのではないか・・ 謝罪を受け入れてくれるのではないか・・
という彼女の考えは あまりにも甘いと思わざるを得ないし
洋貴(瑛太)を相手に 兄の冤罪の可能性を匂わせるのは どう見ても無神経だと言わざるを得ない。
双葉が兄に向けて書き綴っていた手紙のエピソードも チョッとあざとさを感じてしまって好きじゃない。
洋貫が 予想以上に早く双葉の気持ちに寄り添い始めてしまったことも驚いたなぁ。
洋貫に襲い掛かられた双葉が口にした言葉によって(あの台詞自体はとても好き。) 
洋貫は 双葉に微かな共感を感じ取ったということなのだろうけれど
加害者の家族から あのような無神経なことを言われた(犯人への憎しみをたぎらす)被害者の家族が
ああも簡単に 相手側の気持ちを察することができるものなのか・・・と思ってしまう。

まあ 考えが甘いように見える彼女の言動は 彼女の無垢さや前向きさを印象付けているとも言えるだろうし
洋貫が双葉の気持ちに共感してしまう様子からは 想いを閉じ込め 誰とも気持ちを分かり合えずに生きてきた
彼の寂しさが伝わってきて 切なくなるのだけれど。
犯人を殺したくなるほど憎く思っていても 犯人の家族の想いに理解を示す洋貫に救いを感じたのも確かだし。

洋貫と双葉の会話自体は 前回と同じように魅力を感じているし(転がり出た口紅を見ての会話が憎い)
ひなげしの花が咲き乱れる湖の畔で 泣き崩れる双葉がもたらした告白は衝撃的だったし
そこから浮かび上がる双葉の兄に対する揺れる想いも しっかり感じることが出来たし
泥だらけな姿を気にする双葉と そんな双葉の女心には全く無頓着な洋貫の様子は面白かったし
前回ほど面白くはないなどとイヤミを言いつつも 引き込まれる物語ではあったと思う。

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それでも、生きてゆく   第1話  *感想*
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2 コメント

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裏予想 (るう)
2011-07-15 13:04:14

このドラマはシーン別に、ストレートに解釈した場合に視聴者が受け取る感情狙いと、後での別解釈での「裏」がある気がするのは私だけでしょうか?

>満島ひかりの幼さ・・考えの甘さのようなものが・・。
>手紙のエピソード
るう 様 (Lee)
2011-07-15 15:45:05
コメントありがとうございます♪

「裏」・・・考えちゃいますよねぇ。 
今回 双葉が兄に関する新事実をひとつ告白してきているだけに
まだまだ隠されていることが たくさんあるのかもしれない・・・
などと アタシも気になっています。
(憶測の域を出ないので 感想に盛り込んで書くことはしませんが・・・。)

登場人物の言動や表情などから それぞれの人物が抱える想いについて思い巡らす・・・
そんな風に視聴できるドラマですよねぇ。