天皇の料理番 第７話 ＊感想＊

＊　「パリと差別と結婚」　＊

サクサク、サクッと、進む、進む～。
でも、ソコが良かったよ。
じっくり、じっくり、、嫌になっちゃうくらいじっくり、、ってな感じの展開は、
十分すぎるくらい見せてもらった感があるからさ、
もう、これくらいでいいよ。
もう、こんな感じがいいよ。
またしても路頭に迷ってしまう篤蔵（佐藤健）、、
なんちゅうもんを見せられなくって良かったよ。
散々見せられてきた、あの嫌～な感じが再現されなくって良かったよ。

理不尽な差別に、卑劣な嫌がらせ、、
篤蔵が感じる憤懣、、
篤蔵の気の強さや自信、、
料理人としての篤蔵の成長、、
篤蔵の恋、、などなど、
サクサクサックリな展開ではあるものの、
観ている者の様々な感情を刺激するような要素がタップリ詰め込まれていて面白かったなぁ。

小僧でもなんでも、潜り込んでしまえば、自分の力で何とかする、、という、篤蔵の逞しさと、
篤蔵の恋のエピソードに漂う可愛らしさが、特に印象的。
まさか、ここで恋が描かれるとは思ってなかったよ、、私。
フランソワーズも可愛らしくって、良かったなぁ。

「粟野さん、外交官なんですね。」　ｂｙ篤蔵
コレ、ツボ。
粟野（郷ひろみ）に漂う軽さやら、頼りなさやら、怪しさやら、、
そんなモロモロの心許なさを味わってからの あの流れ、、
エンタメ感があって楽しかったよ。


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