鹿児島旅行 2015

朝焼けの桜島

鹿児島へ行って来ました。

梅雨シーズンなので、雨は覚悟でしたが、３泊４日の行程中２日目、３日目はお天気に恵まれて、
壮大な景観をたっぷりと味わうことができ、楽しい旅行になりました。

今回の旅行は、北海道の家族と鹿児島空港で待ち合わせをしての女３人旅。

新千歳空港からは直行便がないので、北海道組は乗り継ぎで鹿児島空港へ。
なので、まずは旅の疲れを癒しましょうということで初日は霧島温泉で１泊しました。

２日目から観光スタートです。
旅行中に巡ったところをいくつかご紹介します。

　霧島神宮

霧島神宮は、天照大神の孫、瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）が祀られている創建６世紀と古い歴史のある神社です。
霧島山の噴火で何度も消失、再建、移築が繰り返され、１７１５年に現在の社殿が建立されたそう。

池田屋事件で襲撃された坂本龍馬が、負傷した傷治療のため、妻おりょうと霧島を訪れたときに参拝したことでも有名で、ここは一度訪れてみたかったところです。
樹齢８００年、高さ３８ｍの御神木が圧倒される大きさで見事です。

↑写真下は、旧参道（亀石坂）途中にある山神社。
旧参道なので、崩れかけている石坂の道なのですが、静寂につつまれていて心静かになれる場所でした。

　霧島市福山町　黒酢本舗　桷志田（かくいだ）

ずらっと並んだ黒酢の壺畑。約１８０００壺とのこと。

韓国ドラマでよく見かけるオンギみたい！　
ん？あれは、壺じゃなくて甕だったかな??

ま、とにかくすごい数です。

レストランも併設されていて、窓からこの壺畑を眺めながら黒酢を使ったお料理がいただけます。
私が座った席からは、桜島も一部見えました。

この日の食前酢は柚子酢。喉越し爽やか、美味しい♪

ボリュームありますが、お酢を使っているので、どれもさっぱりといただける美味しいランチでした。

ランチをいただいた後は、国道２２０号線を桜島を目指して南下。

　古里公園からの桜島

桜島は、北岳・中岳・南岳から成っているのですが、こちらは南岳側です。

　有村溶岩展望所

こちらの展望所から見ることができる溶岩は、大正３年の大噴火（桜島と大隅半島が陸続きになった噴火）で噴出したものだそう。

　溶岩なぎさ公園足湯

全長約１００ｍの日本最大級の足湯だそう。眺めも良く、気持ちがよかったですよ。
海外からの団体観光客でいっぱいでした。

　鹿児島港へ渡るフェリー

桜島と鹿児島港は、２４時間運航の定期船で連絡しています。
乗船時間は１５分程。

車で乗船しました。

近くで見ても、錦江湾から見ても迫力ある桜島。

母がとても気に入って食べていた薩摩蒸氣屋の“焼きどうなつ”。
揚げていないので油っぽくなく食べやすいドーナツでした。
よほど気に入ったようで次の日も買っていた(笑)

　鹿児島港到着までもうすぐ。

さてさて、郷土料理も色々いただいてきましたよ。

黒豚しゃぶしゃぶ・きびなごのお刺身・地鶏のたたき・鶏飯・あくまき…
旅の楽しみのひとつですからね♪


初日、２日目はレンタカーで巡りましたが、鹿児島市内の移動は市電・バス・タクシーを利用しました。

路面電車の軌道が芝生敷きになっているところがあり、印象的でした。
鹿児島市の「街と緑のハーモニープラン」の一環事業で緑化されているそうです。

始めは鹿児島中央駅周辺だけだったそうですが、好評で年々延伸されたとのこと。
車窓から眺めてもキレイだなと目を引きます。

写真右は、日本最南端の路面電車停留所の谷山電停。

　城山展望台

城山は、西南戦争で西郷隆盛軍が明治政府軍に追い詰められ、最後に立て籠もったところです。


降灰も経験。まさに風向きがこちら。
手に持っていたガイドブックもざらざら。口の中も気が付けばじゃりじゃり。

しかし、仙巌園のガイドさんも、「どんな隙間からも灰は入ってくるから、気にしていたら暮らせません。」
と仰っていたし、

タクシーの運転手さんも
「今日の灰なんて、軽いものですよ。こんなもんじゃないよ(笑)。
灰の掃除は大変だけど、降らなきゃ降らないで物足りないよ。」と、地元の方ならではの感想。

慣れない者には驚きですが、この土地ならではの暮らしがあるんだなと強く実感させられました。




あっという間の３泊４日。
まだまだ鹿児島は行ってみたいところがたくさんあるので、また機会を作って遊びに来たいと
思っています。