幸福堂鍼灸整骨院 自由なブログ

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いたわってもらうチャンス。

2017年07月15日 | 日記
負傷なさった患者さまの腕。
動かすと余計に痛む。

これは患部を動かさないよう、
包帯にて固定させといた方が良いですな。

てことで、患部に包帯を巻き巻き。
どうです、これで負傷箇所がホールドされたでしょう?

半袖を着るこの季節に、包帯がグルグル巻かれた腕は、よく目立つ。

目立つためにわざと巻いているわけではないけど、
周りの人々の視線内に入る事も射程に入れて、巻く。

だって、お外にて。

ガッツリ包帯を巻いた腕を見せておくことで、
周りの人々は、患部に接触しないように距離をとってくれる。

そして、ご家庭内においては、
もう、ここぞとばかりに誇大に示してやりましょう。

「あいだだだだ、イダダダ、はぁ~イダイダイダ!!」、

のように、『タ』にたくさん濁点を付け、訴える。
顔をしかめた迫真の顔芸も、お忘れなく。

せっかく包帯を巻くんだもん(←もちろん必要に迫られての事だが)、
これを家族にアピールしないテは、無いだろう。

などと、僕は患者さまをおもんばかるがゆえに、
ご家庭ではオーバーめなおふるまいをされるよう、
ご助言申し上げておく。

甘え、心配してもらい、いたわってもらい、
家の事を完全放棄に持っていければ、しめしめ。

これはね、水戸黄門の印籠と同じですの。
包帯巻き巻きした腕を家族に見せつけ、黙らせましょう。