『九月になれば』 Come September (米) 1961年制作
監督 ロバート・マリガン
音楽 ハンス・J・サルター
主演 ロバート・タルボット … ロック・ハドソン
リーザ・フェリーニ … ジーナ・ロロブリジーダ
サンデイ・スティーヴンス … サンドラ・デイ
トニー … ボビー・ダーリン
クラヴェル … ワルター・スレザク
主題歌 『九月になれば』 ( Come September ) 演奏・ボビー・ダーリン楽団
書き下ろしシナリオによるイタリアを舞台にして繰り広げられたロマンチック・コメディー。
大富豪のアメリカ人ロバートは毎年九月になると恋人のリーザと一ヶ月間リヴィエラの別荘にやって来るのが
通例であるが、今年に限って急に七月に来ることになった。管理人のクラヴェルはロバートのいない期間は
別荘をホテルとして自分のフトコロを温めていたため大慌てである。ロバートたちが別荘に入ると若い学生客で
いっぱい。ロバートは管理人を叱り飛ばすが、煮え切らないロバートに少しうんざりしていたリーザは逆に若者と
過ごすことに興味を示しトニーやサンディーたちと仲良しになり、ロバートと険悪になってしまう。若者たちが
別荘を出るのを機にリーザもローマに戻り、ロバートをあきらめて旧友のスペンサーと結婚する意志を固めるが…
主題歌の『九月になれば』はボビー・ダーリンの作曲で、映画ではタイトルバックのほか、別荘で若者たちと
バンドを組んで演奏するシーンで披露していました。また挿入歌の『マルチプリケーション』 ( Multiplication ) も
ボビー・ダーリンの作詞・作曲によるものです。ボビー・ダーリンはこの映画が縁でサンドラ・デイと結ばれました。
↓はボビー・ダーリン楽団の『九月になれば』 YOUTUBEより