丸刈りらいおんのしっぽ。

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暗くて重くてグロくて・・・愛があった 『ユリゴコロ』

2018年12月27日 | 映画&DVD~☆6☆~
ヨリドコロ(拠り所)をユリゴコロと解釈した作者の人スゲー!!って思った



怖い怖い・・・って先入観があったからか、最初は
これホラー??
って思うほど小さな描写1つ1つに
ひっってなりながら見てた・・・撮り方がコワイ

ユリゴコロと書かれた1冊のノートには、ある1人の女性の手記が綴られていた
幼少期は虫を井戸の穴にどんどん落としていき、小学校の同級生を池で溺死させ、調理師学校で知り合った友達を殺し、ナンパ男を階段から蹴り落とし、昔の職場の男をフライパンでメッタメタに殴りつけ・・・
※実際の映像ではもっと細かく表現されてます!

亮介(松坂桃李)がそのノートを見た事から、自分の出生、父と母の過去の罪を知ることになり、異様な行動に出始めます・・・
松坂桃李の狂いっぷりが怖い・・・

このノートを書いたのが吉高由里子さん演じる美紗子なんだけど、調理師学校で知り合ったみつ子(佐津川愛美)との互いにリストカットし合うシーンはめちゃくちゃエロスまみれだった・・・
吉高由里子さんすごい妖艶だし、佐津川愛美さんもめちゃくちゃエロい・・・
こういう表現もエロなんだなぁ・・・と変に納得

とにかく前半は血がよく出てくるので、こういう痛いのが苦手な人は注意だと思う・・・

人の死にしか心のユリゴコロ(拠り所)を感じられなかった殺人鬼・美紗子は、出会った男性と家族になることによって、男性の愛情によって、大切な子供の存在によって本来あるべきだった感情をもつようになるんだけど・・・
やっぱりこういう解決方法しかしてこなかったから、同じ方法でしか愛する人を助けられない事に涙が・・・

ヤクザのレイプシーンや売春婦のシーン、リストカットに血の海などなど、描写はかなりグロいです・・・

でも吉高由里子さんの何も感じなかった表情から、そこに愛が生まれ始め変わっていく描写の表現が素晴らしかった
そんな儚げな吉高由里子さんを包み込む松山ケンイチさんの温かさと、別れを選んだ哀しみは見てて辛くなった・・・
自分の血が変わっていくような、どんどん狂気に支配されていく松坂桃李さんはさすがだった

人間変われるんだよ!って思わせてくれて、根っこはやっぱり変われないんだよ!って落とされる
キレイキレイで片付けてしまえない人間心理がすごくよく表現されていたと思う
「彼女がその名を知らない鳥たち」の原作者だった!!やっぱり上手いなぁ・・・上手いはずだよ
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