丸刈りらいおんのしっぽ。

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エディ・レッドメインが美しかった『リリーのすべて』

2018年07月11日 | 映画&DVD~☆7☆~
時代は1926年

デンマークの首都コペンハーゲンで、肖像画家のゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)は、風景画家の夫・アイナー(エディ・レッドメイン)と暮らしてて、夫の風景画としての評価は上がってきてるんだけど
自分の肖像画はイマイチな評判・・・
それでも夫婦はとっても仲良くて、アイナーの妻へ対する愛情表現はかなり熱い

ある日、ゲルダは描きかけのバレリーナの画のモデルが来れなくて、アイナーに脚の部分だけモデルをお願いする
戸惑いながらも、女性用のストッキングに脚を通しバレリーナの衣装を自分の体に当てたライナーは
自分の中で何かが目覚めた事に違和感を覚える

遅れてやってきたバレリーナのモデルは、アイナーのその姿を見て
リリー
と名付ける

妻のゲルダも面白がって、アイナーを女装させて知人のパーティーに連れ出したことから
どんどん2人の歯車は噛み合わなくなってくる・・・




『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』で初めてエディ・レッドメインを知ったけど、こういう映画は最初から知名度のある作品のスピンオフだし、よほど脚本が酷くない限りは誰が演じたとしても大差ないかなぁ・・・なんて失礼な事が頭の片隅にあった

ごめんなさい!!
エディ・レッドメインめちゃくちゃ上手くて
目が離せんかった


最初はゲルダ大好き!!っていうのが仕草に現れる心優しい夫から始まり、女装をして初めて男性にキスされる瞬間の戸惑いと自分の中に居るリリーが出てきたと自覚する表情、そして体も女性になれると分かった時のキラキラした表情が本当に美しかった

この人そんなに美形ではないと思うけど、目の輝きと微笑みに惹き込まれ仕草とかがどんどんキレイに変わっていく姿が本当に凄かった
もう後半は女性にしか見えんかった

そして愛する夫が体も心も女性として生きて行きたいと進み始める姿を、最初は認められなかったものの、愛する人には変わりないんだと最後まで惜しみない愛で包んだ妻・ゲルダはもう妻の愛というより母の愛のようだった
この妻を演じたアリシア・ヴィキャンデル
この方も全然存じ上げなかったけど、最初の夫を見る目からどんどん困惑しながら、それでも最後までとにかく包み込む愛の深さが伝わってくる表現は見事
あの目であの表情で大丈夫と言いながら頭をなでてもらってると、本当に大丈夫なように思える
画面に彼女が居るだけで本当に安心できるのだ
素晴らしい女優さんだった

トランスジェンダーなんて言葉が無かった時代に、自分に何が起こったのかわからず、夫に何が起こったのかわからず、すがる思いで病院に行けば、妄想だの疲れだの精神分裂だのの診断が下り、挙句男性器に放射線を当てれば治るとまで言う始末・・・マジで言うてんの?

全く理解のない時代に、本当の自分として生きたいと性転換手術まで辿り着いたリリーの壮絶な道のりと、それを哀しみや寂しさをこらえ凛とした姿で支え続けた妻・ゲルダの、本質の愛を教えてくれた話だった
男女の愛を超えて、もう人間同士の愛を見せてもらった気がした

美しい話なんだけど、びっくりしたのがアリシア・ヴィキャンデルさん、思いっきり脱いでるし、まぁ乳くらいは良いとしても陰毛まで映ってる・・・
隠さなくてOKなんやぁ
陰毛で驚いたのに、その先にはエディ・レッドメインの全裸シーンで
何とモザイク無いんだよ
もう女優さんの乳よりこっちのほうがほんまにびっくりした
めっちゃ先端映ってるんやけど隠さなくてOKなんやぁ

家族団欒には適さない作品だと思うけど(あくまでも私の家ではこれ無理)エディ・レッドメインの美しさが堪能できると思います
表面の美しさもあるんだろうけど、本当に内側から何かがにじみ出てきてるような色香が凄い!!

コペンハーゲンでのレトロな色合いの暮らしや背景、パリに移り住むと一気に色が鮮やかに変わっていくところや、紳士淑女の出で立ちやサロンでの風景、どの場面もとても美しかったです
その美しさの中で、この2人は呑み込まれることなく見事に輝いてた

見た後しばらくするとまたリリーに会いたくなって見てしまう作品

リリーのすべて (字幕版)
トム・フーパー,ルシンダ・コクソン,ゲイル・マトラックス,アン・ハリソン,ティム・ビーヴァン,エリック・フェルナー
メーカー情報なし
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