丸刈りらいおんのしっぽ。

見た映像の感想や聞いたものの感想などをつらつら綴ってます♪

吉野裕行さんに惚れた『薔薇色の人生』

2018年06月01日 | ドラマCD
小学生くらいだったかな?
ラジオ図書館というラジオでやってる朗読放送を毎週楽しみに聴いてた

私の家は電波状況の悪い立地だったので放送始まる前は必死でラジオのチューナーを合わせてスタンバイしてたなぁ・・・
放送始まる5分前には部屋の電気を消してベッドに入り(放送は確か夜遅い時間帯だった)
インナートリップの〇〇会がお送りします
と流れると想像準備OK

いろんなジャンルの物語があって、不思議な世界のお話やミステリー、時にはちょっとエロティックなお話や夏には怪談とかもあったので本当に毎週楽しみにいろんな世界に入り込んでた
私は全てが人より劣っていて何1つ秀でた才能もなかったけど、昔っから想像力だけは半端なく凄かった・・・と自分では思ってる
なので話が始まると脳内は一気に物語の景色が現れて、登場人物が朗読の声に合わせて喋り出し動き出す
私の視点は登場人物本体だったり主人公の真後ろだったりちょっと離れたところだったり、角度も上だったり下からだったりと物語に合わせていろいろ変わるんだけど、たまに話には全く触れてない部分も出てきてそこから勝手にオリジナルストーリーを作ってしまって戻れなくなったりするのも楽しかった

なので未だに映像も大好きだけど、音だけで表現するドラマCDと呼ばれるものも大好き

そして今やコミックスが発売されれば当たり前のようにドラマCDが発売されるようなった気が・・・
(特にBLCDは凄まじい勢いで作られてますねぇ・・・)
※BLCDとはボーイズラブのCDのことです
以前にもちょこっと書きましたBLの記事はこちら→

私がBLコミックス読み始めた頃はかなり昔で、こだか和麻さんや新田祐克さんとかの黄金期
BLのドラマCDというジャンルに至ってはもっと古くて(知ってらっしゃる方なんて居るのかな
初めて買って聴いたのが『鼓ヶ淵』
カセットJune 1 鼓ヶ淵 (<カセット>)
三田 菱子
マガジン・マガジン

※画像あった事に一番びっくりした・・・
懐かし過ぎてもうジャケットすら覚えてないわ・・・

まさかのカセットテープ時代・・・
そしてこの作品の脚本の欄に
花枕桃次
って載ってて最初誰??はなまくらももじってふざけた名前だなぁ・・・なんて思ってたら声優の三ツ矢雄二さんだった
今やご本人もグレーゾーンとか言い切ってるけど当時は売れ売れ二枚目声の声優さんだったのだ
そしてご本人も出演というこの作品
BLCDは男同士絡んでナンボの作品が当たり前の昨今(普段アニメとかでカッコイイ役をされてる方のそういう声を聴きたいのが一番の需要だと思う)この『鼓ヶ淵』は絡みはほぼなく(絡みというのはSEX描写の事です、今更ながらだけど)ボーイズラブというより耽美という表現のほうがしっくりくる作品だったと記憶してます

この後に私の記憶では『間の楔』が出て、それからタクミくんシリーズが出たのかな?
『間の楔』が発売された当初、嘘かホントかわからないけどリキ役(受け)←今更ですが受けというのは突っ込まれる側です、立ち位置的に女役とかネコとか言われてますのオーディションには当時ご活躍が凄かった有名声優さんが何人か受けに来られてたらしいんですが、皆さん現場で台本見てちょっと喘ぎとか絡みとか描写が当時にしては凄かったので慌てて帰っていかれて、その時たまたま逃げ遅れた関俊彦さんにリキ役が決定したという噂が私の友達の間では広まってました・・・どこ情報だよ

前置きが長くなりましたが、一時はどっぷりBLCDに嵌り想像・妄想世界に毎夜入り浸ってた生活から離れ数年・・・
最近久し振りに何枚か聞いた中で延々聴き返してる作品について何か文字として残したかったので今回書きます
その作品がコチラ↓『薔薇色の人生』
薔薇色の人生
リブレ
リブレ

カップリングは百田保男(CV吉野裕行) ×浜渦 論(CV前野智昭)
※カップリングで最初に名前があるほうが攻め(男役)×の後ろが受けになります
前科三犯の百田(モモ)は自分が刑務所に入った事で両親を失った事実を知り、家も家族も兄もなくしてしまう
生きることに意味を持てず自殺しようとしたモモを、偶然通りかかった警察官の浜渦(ロン)は自分の全てをかけてモモを救うと誓ってくれた
出会いから6年、生真面目で優しいロンにモモは人生を奪ってしまったんじゃないかと負い目を感じ始めるも、自分みたいなクズと一緒に居てくれる人なんて絶対に見つからない、ロンと離れたくないという気持ちと、ロンを自由にしてあげないとという気持ちに揺れ、どうせなら最後はロンの役にたって死にたいと思うようになり・・・

吉野裕行さんという声優さんご存知でしょうか?
アニメとか好きだったら有名な方だと思うけど、私はBLCD何枚か聴いて知った方だったのであまり詳しくはなかったのと以前聴いたBLCDが結構役が合ってなくて・・・ちょっと苦手でした、この方
そんな過去の私をぶん殴ってやりたい!!
何?このモモの嵌りっぷりは??

2人が出会ってから6年という設定
ロンは警察官でモモはクスリで捕まった前科持ちで今はデリヘルで女の子斡旋する仕事してて、ロンの休みの日には必ずモモの家で過ごすというカップル?なんだけど、その日常を交えつつ過去どういったいきさつで2人が出会ったのかを吉野さんの声・モモ目線で振り返っていく所が
音声だけでこんだけ表現できるもんなんか??
ってびっくりさせられるくらい凄かった・・・

モモは薬物に手を染めていた過去があるので、自殺を図った時も大量のクスリを飲むんだけどその症状の出方の声が凄まじかった・・・
ヤクザに監禁され致死量のクスリを打たれた時の体の変化も聴いてるのが辛くなるくらいのた打ち回る表現にも圧巻・・・
この人すげえ・・・
チンピラ風な役だったら吉野さんは最高潮に素晴らしい
でも今回のちょっとくたびれたような30歳中盤の役はどうなんだろう?って思ってたら、一言一言モモの言葉が、どの台詞も息遣いも全て心に突き刺さった
6年前の暴力的で尖がったモモ、ロンちゃんに初めて誕生日プレゼント貰った時のどうしようもない喜びで涙が溢れるモモ、自分の消せない前科をずっと負い目に感じてロンに別れを切り出す時のモモ
ロンちゃん、別れようやぁ・・・
この台詞、何度聴いても駄目だわぁ・・・泣いてしまう

そしてお相手の前野智昭さん
この方も凄い本数のBLCDに出てらして、攻めも受けも私の個人的な印象はどっちも上手い!!
攻めさせたらとんでもなくエロくて男前だし、受けさせても喘ぎ声がめちゃくちゃ上手い!!
今回も最初はちょっと印象薄めなんだけど、真っ直ぐなロンちゃんをとても可愛く表現されていて、あの最後のプロポーズは痺れた
上手いなぁ・・・
あまり役によって大化けするとかはないんだけど安心して聴ける方です

2枚組で長い作品だけど、聴き始めると長さなんて全く感じないしむしろもっと先まで聴きたい!!と思える内容でした

音声だけで2人の過去の出会いからモモの兄との関係やロンの弟、ロンちゃんの役に立てばと覚醒剤の情報を手に入れようとするモモのスリリングな行動に、容姿は劣ってるけどモモの面倒見の良い人間性を表した周りとの関わりをそれはそれは丁寧に文字に起こしてると思いました

その登場人物に吉野さん前野さんは命を吹き込み立体的に仕上げてくれました

BLCDに嵌り始めた頃は絡みの多い作品ばっかり聴いてたけど(エロけりゃ内容なんてどうでも良い作品も多いので)最近は絡み少なくても内容のしっかりした作品のほうが心にじーんときます・・・
年なのかもね
カテゴリー的にはBLCDになるけど、本当に内容を楽しむドラマCDとしても申し分ない本当に素晴らしいお話でした!

そして吉野さんが大好きになった作品でもありました

今まで吉野さんの一番の嵌り役だと思ってたのがこちらの『 傷だらけの愛羅武勇 』
傷だらけの愛羅武勇
インターコミュニケーションズ
インターコミュニケーションズ

この作品も吉野さん以外考えられないくらいの嵌りっぷり
元気のない時は絶対におススメな1枚です!!
めちゃくちゃ面白いですよ

あとこちらの作品もよく聴いてます↓
BLCDコレクション 新庄くんと笹原くん
ムービック
ムービック

原作が腰乃先生なので台詞量が半端なく多くて本当に聴かせる1枚です
小野友樹さんとの絶妙な掛け合いが最高に面白い
2巻もコミックスがめちゃくちゃ良かったので是非音声でも聴きたいなぁ~

あと脇役ですがやっぱりこういう役は吉野さん鉄板だなぁ・・・というこちら↓
ドラマCD「秋山くん」
クリエーター情報なし
メーカー情報なし

※内容はただただどエロなだけですが・・・

そして吉野さんの可愛らしい受けが聴けるコチラ↓
ごめんなさいと言ってみろ
リブレ出版
リブレ出版

※お相手役の安元さんは声は良いんだけど、何か何やっても安元さんなんだよなぁ・・・残念

長くなりましたがここまで読んで下さった方いてたらありがとうございます
吉野裕行さんに惚れてしまったという事を書きたかったらこんなに長くなっちゃった
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