引越しでネット環境を離れる前の最後の記事の後からですので、7月中旬からのお話です。
私たちの歩み【その1】から読んでくださいね。
実家に帰ることを思い留まった私、以前から彼を紹介すると約束していた、私の友人に会う日がきました。
古い男友達で、私が苦労した時期を知っているので心配してぜひ一度会いたいと言ってくれていたのです。
三人で夕食を食べ、楽しく過ごせたと思ったのですが帰宅してからその友人からメールがきました。
『なんだか閉鎖的になっている気がした、このままだと夫婦二人以外の交流がなくなるんじゃないかと心配。 親戚付き合いは大事にした方がいい』
正論です。
そして重々わかっていることですが誰にも相談はできなかったし、この日も色々尋ねられてもまだ不慣れな私達はだんまりを決め込むか話をそらすしかできませんでした。
親への挨拶は? とか、結婚式は? とか、答えられないことだらけで、うまくごまかせばいいものを性格柄、二人とも思いっきり顔に出てしまっていたようです。
対学会員対策は着々と進めていたのに、そうでない人からの質問責めに面食らうとは夢にも思いませんでした^^;
恐らく友人にはこう映ったのだと思います。
今時の若者の結婚、式もやらない、親への感謝もない、自分達だけの結婚だと思っているのだろう、と。
きっと、私は誤解を解きたかったのです。
彼ならわかってくれるかもしれない、理解してもらえるかもしれないと、「創価学会」という名前は出しませんでしたが、それなりに事情を説明しました。
何より、古い友人に誤解を受けたままでいることがつらかったんだと思います。
初めて現実の友達にメールで言ってしまったのです。
それきり、その友人から返事はきませんでした。
悲しかったですが、これが世間なのだと思い知りました。
考えが甘かったです。
友人の判断は当然で、うっかり話した私が悪いのです。
二度と誰かに話すのはやめよう。
閉鎖的と思われようと、自分達でなんとかして、表情に出さずにごまかせるようになろう。
そう思いました。
ネットに繋がるようになった今、溜め込めない愚痴はここで吐くことができるし、学会に対して誰がどんなイメージを抱いているかまでは、親しい知人でもわかりません。
その友人には引越し葉書だけ出して、様子を見るつもりです。
暫く落ち込んでいましたが、悔やんでも仕方がない、とスケジュールぎりぎりだった家具家電探しに夢中になることにしました。
今はいちいち傷ついていたら体が持たない。
正式に新居の引渡しが済み、その日のうちに小物を運び入れていると自然に二人とも顔が明るくなっていました^^
彼はすっかり私の母や弟とも打ち解けて、弟は嬉しそうに引越しを手伝ってくれました。
母と弟は一切、学会のことも宗教のことも口には出しません。
母に以前お願いしました。
学会員であることを責めるのではなく、普通の家庭の中に温かく迎えて慣れさせて欲しい、仲良くしてあげて欲しい、と。
学会をやめたら地獄に落ちるなどという、植えつけられた恐怖心は、どんなに説明するより実際に安心感を与えてあげた方が早いんじゃないかと私は思ったんです。
母と買い物をし、弟と趣味の話をし、おいしいご飯を食べて、それだけ。
そうそう。
この家具家電選びと引越しをした、たった一ヶ月の間で彼のイメージが大きく変わりました。
もう一言で(笑
なんて頼りない!
マインドコントロールされていた影響かもしれませんが(?)、自分で考えたり判断したりするのが苦手な様子。
何を決めるにしても私の意見、私の決断なしに決められないのです(笑
初めは私の考えを尊重してくれているのだと思っていましたが、徐々に「そのくらい自分で考えて判断しなさいっ」と言いたくなる場面が多々^^;
彼は「どっちがいい?」と言う場合、大抵初めから「こっちの方がちょっといいかな」という意見を持っている人です。
(本人に自覚は無し)
でもそれを絶対に表に出さず、私の意見を聞いて、自分と違う意見であっても「じゃあそうしよう」となるのです。
本人に自覚はなくとも私には丸見えなので彼の希望していそうな方へ誘導すると、とても嬉しそうな顔をしますね(笑
あと、相手がどう感じているか、どう思っているかを読み取る力が致命的に欠けています。
母達の気遣いだとか全く彼は気づいていなくて、気づく努力もせず無意識にデリカシーのない発言がポロりと出たりするのです。
もちろん私に対しても同様です。
二世三世さんに多いと言われる楽観的な性格も、私が「それ大丈夫なの? ちゃんと……」と言おうとするとろくに考えもせず「大丈夫大丈夫!」と流してから、大変なことになってしまったケースもありました。
あまりに度重なるため、その都度その都度叱り、彼は平謝りで反省してくれますがなかなか前に進みません^^;
すっかり恐妻と化しました。
かわいらしい新妻になりたかったのに(笑
怒っては慰め、子供の頃にとまってしまった彼の思考能力を私が育てていくんだ! と使命感に燃えています。
ケンカにはなりません。
私が冷静に指摘する度に、新しい何かを発見したかのような顔をするんですよ^^
偉そうに書いている私もまだ不出来な嫁なので、「偉そうに言う分しっかりしないと」と自分を戒める良い機会。
これが私達の形なのかな、なんて思いました。
頼りない、なんて悪く書いちゃいましたが、家事を手伝ってくれる優しい彼でもあります^^
長くなってきました。
今回は潜在的な被害? というか、あまり学会とは関係のない記事ですみません。
【3】では、バリ活の彼の両親と電話で対決した時のことを書くつもりです。
この彼の頼りなさと私の使命感がキーになってくるので書き残しておきたかったんです(笑
最近わたしは、たまたま彼がある新興宗教に入っていることを知ってしまいました。正直、なんとも言えず、唖然としてしまいました。
わたし自身は、無宗教です。今、とても苦しいです。彼は、まだ私が知ってしまったことすら知らないでしょう。 以前から、週末になるとなんだかんだ言って理由をつけては会おうとしてくれないので、正直ずっとひっかかっていました。それが、変だなと思っていたことが、点と点が繋がって線になりました。まだ、推測の域を出ていないにせよ、90%以上は確実だと思います。 とってもつらいです。自分にとって大切な人が、自分を大切にしてくれる人がそういうものに頼っているという真実。 どうしたらいいのか、まだ何も具体的アクションを起していません。 チョココさんが仰るように、そういうものに負けたくない、と心底思います。 ただ、今はできる限りの情報を集めたり、どう彼に知ってしまったことを伝えるのがいいのかを探っている段階です。 がんばりましょうね。
今日も寄せていただきました。
こちらに寄せていただくようになってから、すごく気持ちが落ち着きました。
本当にありがとうございます。こちらにはたくさんの経験談、学会へのお悩み、そして戦い(?)がよせられていて、読むだけで元気づけられます。
先日はコメントのお返事ありがとうございます。とてもうれしかったです。そしてとても勉強になります。読ませていただいて似ていることが多すぎて本当に学会員のコメント・行動・・・自分自身の考え方はないのか疑問になります。
なにもかも学会の言いなり。みんな同じようなことを言うように叩き込まれているのかと思うと悲しくなります。
チョココさんのお話、本当にすごいと思います。私は彼に従っていたばかりで、『脱会』なんて怖くて口にもできませんでしたし・・・。こうして彼を一から育てていくというチョココさんの優しさと強さに感動します。マインドコントロールされた学会員を脱会やアンチに向けることは本当に並大抵の努力と根気がないとできないことです。
お友達に学会のお話をされて切ない思いをされたそうですが・・・。
私も経験あります。
やはり世間は厳しいところもありますし、確かに学会も怖いですもんね。
私も付き合い始めて、友達に告白したとき大抵はみんなすぐ別れなさい!と言いました。私も別れるつもりといいながらその場しのぎで付き合ってきて・・・。別れた後、大の親友に「このままもし結婚でもしていたら友達いなくなってたよ」と言われとこともありました。付き合ってた間、私は既に学会員の仲間のように思われていたことも知りました。
すごくショックでした。だって今まで私が
学会員に向けていた偏見の眼差しで、自分が見られていたということですから。
きっとチョココさんのお友達もチョココさんを心配してのことでしょうけど、やっぱりこちら側としては傷つきますよね。お気持ち痛いほど伝わってきます。でも、チョココさんが入会されるわけでもなく、彼もアンチに傾きつつあるのですから、私はお友達の方にもチョココさんの彼の良さ、絶対わかってもらえると思います。結局学会員も非学会員も人間!池田氏の思想さえなければ同じです!
それに人間変わろうと思えばいつからでも変われると信じています。チョココさんの彼の努力がいつかお友達にも伝わって欲しいと願っています。
それから彼さんの妹さんもご結婚なさるのですね!!しかもお相手の方が信心されている!!本当に私と同じですね。びっくりしてしまいました。信心できない自分が孤独に感じたり、別に悪いことをしたわけではないのに引け目に感じたり・・・。なんともいえない気持ちになりますよね。
先日頂いたお返事の中で気になることがあって・・・。
結婚する前に入会しろというのは珍しいことだったんですね。
彼が私に入会して本当に信心できるか、うわべだけじゃないかを確かめてからしか結婚はできない。と言ったのはやっぱり学会員の中でも特別キツイですよね。彼は両親の離婚から自分の結婚には慎重になるからと言っていましたが・・・。ただ単に私と別れるために強要してきたのかな・・・?
いろいろ考えてしまいます。
彼の言い分もよくコロコロかわるので・・・。
これも学会特有な現象なのでしょうか?いつも変だと思って突っ込むと「揚げ足とるな!」と怒鳴られて答えは返ってこなくて。
気持ちも突然豹変するし・・・。今は何を考えても答えなんてでない。わかっているけど考えずにはいられないです。
>なにもかも学会の言いなり。
>みんな同じようなことを言うように叩き込まれているのか
Yes。そういう所です。
>友達に告白したとき大抵はみんなすぐ別れなさい!
>「このままもし結婚でもしていたら友達いなくなってたよ」と言われ
世間の目はそれだけ厳しいと言うことですね。自分も最近になってこの一般の人の嫌悪感を理解するようになりました。
>結婚する前に入会しろというのは珍しいことだったんですね。
結婚相手が未入信だと、ここぞとばかりに入会を強要するのが学会です。
>彼が私に入会して本当に信心できるか、うわべだけじゃないかを確かめてからしか結婚はできない。と言った
信仰者にありがちな真面目さも伺えますが、信心さえ有れば誰でも良いんですかね?
あなたでなくともいいのかな?
>学会員の中でも特別キツイですよね。
異常ですね。
>彼は両親の離婚から自分の結婚には慎重
何となく推測で書いてしまいますが、彼の言っている事の全てを聞いた訳ではありませんが、矛盾や一般常識から見た疑問点が多々ありそうですね。
>彼の言い分もよくコロコロかわるので・・・。
>これも学会特有な現象なのでしょうか?
私もそう思います。場合によって都合が悪いと、「いろんな人がいる」「一部の人」だの都合良く逃げます。それが学会です。きちんと一つ一つ解き明かして下さいね。
>怒鳴られて答えは返ってこなくて。
会話内容はわかりませんが、「一般の人に疑問を持たれる宗教は駄目」です。
私のブログに書きましたが、「あなたのようになりたい。」とか言われるのが理想なのです。
ではでは。
創価学会の信仰に功徳はあるか?:体験談で入信を迫られる場合は?創価の人のMCを解くには?
http://blog.goo.ne.jp/soukagakkai_usotuki/e/9251a5b1480047fbe65acad400e09543
「池田さんがすごいのはわかった。ところで君はこの信心をしていて、今までどんな願いを叶えたの?」と聞いてみては?たぶん答えは返ってこないと思います。
創価の人のMCを解くには?シリーズ
や
夫婦恋人で信仰が違う時 シリーズ
を読んでみて下さい。
感想や上手くいったか行かなかったかを教えて頂ければなお幸いです。
やっぱり! この独特の性格、同じですよねー^^;
こっそりそう言ってくださることを期待していました(笑
彼、肝心な時にナヨナヨになっちゃうので、私も彼の両親と対面する時は一人で頑張れる気力を持ち合わせていないといけないなぁと思う今日この頃です。
物件見つかりましたか^^
よかったですね、とりあえず彼を親から離せる環境になるのは大きいですよね。
某所でのケバ吉さん特集の所で、いなかった間のお話をまとめ読みさせてもらったんですが、彼母との対決シーンすごい!
私も強くなったつもりでいましたがまだまだ姉さんには叶いません(笑
学会員ってみんな言う事が同じで、アンチのための用例集「こういう時にはこう言われる」みたいなのが作れちゃいそうな気がしました。
例のイベント他、今後大変そうですね。
私のところも「ご安置」単語出てきました、デター!! とか思っちゃいました。
ケバ吉さんの所の大変さは、私とは比較にならない凄さだと思いますがいつも応援しています。
困った時はみんなで考えましょうね!
>ぴぐれっとさん、
一つ前の記事で体験を書かれていたのですね。お節介をして申し訳ありませんでした。ここの記事だけを読んで、現在進行中だと勘違いしてしまいました。申し訳ありません。
上記の記事はご不快なら管理者のチョココさんに消して頂いて結構ですので、その旨の是非につきまして、ここにコメントを残して頂ければ幸いです。お手数をおかけして申し訳ありません。
思い出してしまうようなことになっていたら申し訳ありませんです。私のブログ記事が役に立つかもと思いましたので。
チョココさんへ
もし、ぴぐれっとさんから削除依頼コメントがあれば消して下さい。お手数をおかけして申し訳ありません。
無宗教で、新興宗教に入ってしまった彼氏さんがいらっしゃるんですね^^
新興宗教とは創価学会でしょうか?
それともまた別の宗教でしょうか。
私も無宗教だったため、今回たまたま創価学会を知ることになりましたが他の宗教はキリスト教も仏教もよく知らないくらいで、違う宗教だと対策法なども違ってくると思いますので気を付けてくださいね^^
新興宗教にも大小あるでしょうからまずネットですぐに引っかかる創価学会が一番比較しやすいかもしれませんし、宗教と無宗教での苦痛は、その宗教にカルト性があればほとんど変わらないと思うのでそういった不安や愚痴等は分かち合えると思います。
どの新興宗教かわからないので見当違いなことを言ってしまっていたら申し訳ないのですが、私の場合は不安だらけの最初の時点でまず「自分が許せること、許せないこと」を見つけ出すことに終始したんです。
調べる時もそれを念頭に置いて「これは無理だなー」など分けていって、彼との話し合いに備えました。
アクションを起こす前の怖い気持ち、すごくわかります。
熱し始めは反発が強いでしょうし、でも長く浸られるのも後で困りそうだし、迷いますね。
頭から否定したりするのは彼らのマインドコントロールを強める結果になりかねないので、気を付けてください。
話し合いがうまくいくといいですね、頑張ってください^^
気持ちが落ち着いたとのこと、よかったです^^
そうなんですよ、私の記事よりも、つけてもらっているコメントの方がとっても重要なことが詰っていて。
実は私も「脱会して!」というのは今まで口にしたことがないんです。
それは「入会して!」と言われるのと恐らく同じだろうと思い、お互いの線引きをきっちり守ってくれたらそれでいいと考えてきました。
最近引越しをしてから、2世バリバリで育ってきたのにマインドコントロールが解けた彼と、2世3世で今もバリ活な人との違いはなんだろう、と観察することが癖になっています。
つい最近まで「地獄に落ちる」ことを恐れ、信心を続けていると本人も思っていましたが、役職を断ったり会合に参加しなかったり、何か違うきっかけみたいなものが彼にはあったのかもしれないと思って、彼が興味を持つもの(学会とは関係のなさそうなもので)を追いかけてみたんですよ。
引越しの荷物の中で目についたのが手塚治作品で、彼の勧めるものを読んでみたら、仏教を思わせるものがあればキリスト教を思わせるものもあり、それら全てを嘲笑うかのような内容のものもあったんです。
これを読んでいたら学会思考に疑問を抱くはず、しかも賞賛している^^;
大人になってから買い揃えたはずですが、そういったきっかけのようなものをたまたま得られた彼は幸運だったのかもしれません。
そのきっかけからすでに生まれていた彼の疑問に指を差して「それおかしいよ」と言うだけでよかった気がします。
私が特別うまくできたわけでもなく、たまたま彼がそういった趣味を持っていただけで楽ができたのだと、昨日頭でごそごそしていて思いました。
そううそさんが書いてくださっていますが、やはり「結婚したら入会を承諾」のあとに「結婚前にも信心しないと結婚しない」というのは異常のようです。
(そううそさん=左サイドバーのブックマーク「創価学会の信仰に功徳はあるか?」の管理人さんです)
ぴぐれっとさんは私などよりも随分譲歩されていますし、落ち度は全くなかった、胸を張って欲しいと私は思います。
彼はこの先きっと、考えを改めない限り相手が元々学会員でもない限り結婚できないでしょう。
でもぴぐれっとさんにはこれから「創価学会のない世界」で幸せになる権利があります。
ご自身がつらい中、私を励ましてくださる優しいぴぐれっとさんですから!
学会の内容に関してはそううそさんの解説が全てです。
「揚げ足とるな!」というの、私も彼に言われたことがあります^^;
確かブログを立ち上げる前だったと思います。
「足を揚げすぎやからや!」とかなんとかツッコミ返した記憶が!
それに対する返答は脳内マニュアルにはなかったらしく黙りこんでいました(笑
>> 別れた後、大の親友に「このままもし結婚でもしていたら友達いなくなってたよ」と言われとこともありました。
友人の件、ぴぐれっとさんのお言葉で救われました。
わかってもらえるのはやっぱり嬉しいです。
もしかしたら私の友人もぴぐれっとさんのお友達と同じように、別れた方がいいと言いたかったと思います。
それを抑えて沈黙で返したのかもしれませんね。
前向きにゆっくり頑張ってみます^^
補足レスありがとうございます、助かりました。
特に、
>> >学会員の中でも特別キツイですよね。
>> 異常ですね。
この部分は私もそうだと思ったのですが、私では断言しにくかったので助かりました^^
と、メモ帳に書いてからコピペしていたらそううそさんとニアミスして挟んじゃいましたすみません^^;
お気遣いくださってありがとうございます。
いつも本当にお世話になって感謝しています。
どうかお気になさらないように^^