千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

山本屋総本家(神田和泉町)の「味噌煮込うどん」

2006年09月02日 | うどん
【9月2日調査・登録】
 この店は、名古屋の「味噌煮込うどん」の老舗「山本屋総本家」の東京進出第1号店で、平成16年11月にオープンしました。


 煮込うどん用の鍋は信楽焼きで、蓋には空気穴がありません。この蓋を小皿代わりに使ってうどんを食べるためです。


 出汁は、カツオ・シイタケ・コンブ等で作り、たまり醤油とみりんで味付けされています。そして、岡崎産の八丁味噌と名古屋産の白味噌が調合されています。
 

 うどんはかなり硬めに茹でられています。塩を入れて打ったうどんは生のまま直に煮ることはできないため、こちらのうどんは粉と水だけで打たれ硬く練り太い角に切られています。


 こちらの玉子は「大地のめぐみ」というもので、三重県鈴鹿市上田町産でコクと旨味が有ります。


 こちらの煮込みうどんは、ねぎ・油揚げ・かまぼこが入った「普通煮込」、それに玉子が入った「玉子入煮込」、鶏肉が入った「かしわ入煮込」、それに玉子が入った「親子煮込」の4種に、それぞれ1.5倍の大盛りが加わり計8種です。
 他にも、ナイトタイムには「味噌おでん」や「牛すじ」なども加わり、名古屋の味噌パワー全開となります

★山本屋総本店 神田和泉店
  所在:千代田区神田和泉町1-10-8
  電話:03(3861)5030
  品代:味噌煮込うどん(親子煮込)1,250円、御飯200円