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若者の快挙!

2015-11-04 21:35:22 | 人生

川越工高「電車班」が自作電車で世界記録 在校生ら快挙に歓声

 乾電池のみを動力にした自作の電車でギネス世界記録に挑戦した県立川越工業高三年の「電車班」は三日、秋田県由利本荘市の由利高原鉄道で往復約二十キロの走破に見事成功。川越市のウェスタ川越で行われたパブリックビューイングに集まった在校生やOB、保護者らは快挙に歓声を上げた。

 パブリックビューイングの会場では、スクリーンに電車からの映像や実況中継がリアルタイムで映し出された。午後三時二十分すぎ、電車がゴールの前郷駅に到着すると、会場に詰めかけた約二百人から歓声と拍手がわき起こり、応援部員のリードで校歌を斉唱して快挙を祝った。

 所沢市から駆けつけたOBの会社員粕谷昌彦さん(61)は「途中、雨が降り始めて車輪の空回りが心配だった。設計から製作まで自分たちでやるのが工業高校の強み。後輩たちがよくやってくれた」と声を弾ませた。同校電気科二年の阿部航太さん(17)と西森優也さん(17)は「上り坂でスピードが落ちてヒヤッとした。電車班の作業の手伝いをやってきたので、三年になったら電車班に入りたい」と話した。荻原康之教頭は「機会を与えてくれたパナソニックや由利高原鉄道、沿線住民の皆さんの協力に感謝したい。無事に終わってよかった」とほっとした様子で話した。 (中里宏)