植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

簡体三国志:荀イク

2010年10月10日 21時02分37秒 | ゲームシステム
所属:曹操
年齢:37歳(200年の時)

 曹操の参謀ととして「王佐の才」を存分に使い、曹操が華北一帯を支配するまでになったのは、彼の功績が大きかったでしょう。
 荀子の子孫で、その為か一族の多くが学者や政治家を輩出しており、叔父の荀爽は董卓配下で司空になり、弟の荀は袁紹の幕僚として活躍しており、従兄弟の荀攸は後に、荀イクの推挙で曹操に仕えるようになります。そんな一族です。

 荀イクと言えば、最大の疑問が晩年の曹操との対立とその死です。荀イクは悩む曹操に進言して、献帝を迎え入れるように進言します。迎え入れれば天下に号令が出来る立場に成れる。つまり、献帝すら利用しようと言う進言です。これに基づき曹操は献帝を迎え入れたことで、その勢力を伸ばすことが出来ます。
 しかし、曹操が魏国の建国を視野に入れだすと、それには反対しそれが曹操との関係に亀裂を生み、そして自殺とも言われる病死を迎えることになります。
 献帝を救うために曹操の庇護の下に入れさせたのか、それとも皇帝の存在よりも後漢と言う王朝を守りたかったのか、それとも途中から心変わりしたのか…謎です。

 さて、能力は2/1/5/5。その名声を考えて政治・知力を5としました。(知力がゲーム上、策謀なんで少し違和感はありますが…)
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