馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

以上でも以下でもない

2018年04月05日 | Weblog





私の中で【京都】と言う街の存在だ。
京都で生まれ、京都で育った59年間。だが。。。



全く【京都】を意識することなく、普通に幼少期に学校帰りにお寺や神社で遊んでいた。

しかし昨今
必要以上に【京都】がクローズアップされてるのに、違和感すら覚える。

俗に言う「京の台所」錦市場や「先斗町」を歩くと、ほぼ日本語は聞こえない。
5〜6年前には「世界一行きたい都市」No1に2年か3年⁉️ 連続選ばれた。今年もそやったかなぁ?
(いわゆる海外の人からの高評価って事やけど)


インバウンド需要受け入れも大切だが
京都で暮らす人は、京都の空気感や暮らす中で感じる時間的な観念を大切にする。
(かと言って、京都に来ないで下さい!と言うことじゃないので…)




数年前に
「高田さん、石垣島の市役所からNPOの絡みで島起こし事業の依頼があって現地で色々調査したんですけど」と知り合い。


「へ〜〜⁉️ そんで、どやったん❓」


「どうやら、島で生活する人にはありがた迷惑らしいです」



そらそやな。
石垣島で、お金なくても平和に暮らす人にとって「島起こし」なんて全く必要ない。
むしろ、石垣島を盛り上げよう❗️ なんて事を言っている奴は「石垣島で儲ける」ことしか考えていない。


今、京都でも石垣島と同じ事が起こっている。
【京都】をタイトルにお金儲けを考えている「京都以外の人々」


ご存知の方もいらっしゃるが
京都の人は、一般的にプライドが高い。
(おそらく内陸部にありながら、島国根性が強い。失礼。。。)



馳走いなせやをする時にも、町内に挨拶に行くと「へ〜〜! ほんでお宅は、どちらの方ですか?」と言われた。

「まぁ、家系は10代以上前から京都におりますが、お宅はいつから京都にお住まいですか?」などと言い返したくなる……。
(もちろん、そんな事は絶対に言わない)


「まぁ、父母ともに京都に暮らしているので宜しくお願い致します」
が、大人の対応やな。

そんな京都に生まれ育って
様々な京都の「いいところ」「悪いところ」を知っているつもりだが。

心配なのは、今や京都以外の人々が京都で商売してるのはいいとして。京都を課題評価されて、土地や物件の価格が高騰。
同じく家賃や人件費も高騰。

理由は、京都の人は
「商売を長く続けるのが当たり前」
なので、この2〜3年の異常な地価高騰には戸惑いを覚える。

先程言った
「へ〜〜! ほんでお宅はどちらの方ですか?」の真意は、ここにもある訳だ。
警戒心はんぱないしな。


今や京都の人が、地味に商売をするより「高い家賃で貸した方が得」なのである(高齢化もあるが)


東京オリンピックの影響もあり、まだまだ京都の地価高騰は続くのだろう。
しかし、京都の人口僅か254万人

細く長く商売をするのが「京都らしい」気がする。



京都は、以上でも以下でもないのにな。。。
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