馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

俵越山美術館

2014年10月08日 | Weblog
俵越山(越前屋俵太)さんって御存知でしょうか?
古くは「探偵ナイトスクープ」に出演されてた、お笑いのタレントさんやけど。

わたくし自身は、背丈程もある巨大な毛筆を背中にしょって日本中の伝統工芸品を作っておられる方の紹介の最後に
「一筆書きましょうか?」の印象が強い。

今やニューヨークで個展をされる程の書道家でもある。
これは、現在「三条商店街」で行われてるイベント。
三条商店街のアーケードには40メートルを越える立派な書が掛けられ、商店街の100の店舗にはそれぞれ直筆の書が展示されております。

色んな内容が楽しめるわ。
わたくし的に一番好きな言葉「始めるから始まる」
これ、ほんまええわ~!

始める事をしないと何も始まらない
(宝くじも買わなきゃ当たらん訳)
そんな俵越山さんに巡り会わせて下さったのは「佐々木酒造」の蔵元・佐々木晃社長。

京都で唯一の上京区の酒蔵さん。
ほんま、今まで挨拶程度の関係やったのは
わたくし「このお酒、生・原酒で頂けませんか?」てな無理を確か20年ぐらい前に言ったとき
佐々木社長「あ~!うちは、そのような日本酒は出しませんので」
ちょっとショックや…。

だから、決して佐々木社長に非があった訳じゃなく
当時「無濾過・生・原酒」一辺倒だったので、取扱い銘柄になかっただけの事。
(人柄の良さは、顔に出てます)

そんな佐々木社長ととある店で飲んだ時に、こんなイベントあるんですけど来られませんか?

いや~。嬉しいお誘い。
もちろん、断る訳もない。
(座右の銘は、誘われたら断るなだ)

当日、佐々木社長に紹介された俵越山さんを見て「ビビッ」ときた。

お笑い界からは長く遠ざかってるのに、人を楽しませる気持ちは凄く
来る人来る人に対して、気遣いが半端ない。

あのダイナミックな書(かなりデカイ)が、佐々木酒造に普段から展示されてるのは何故?
答えは、これだ!
俵越山美術館。

俵越山さんの書を勝手に飾って館長になってもらう企画。
これは、のるしかないな…。

「うちも、店に飾って下さ~い」




てな訳で
後日、来店された佐々木社長と俵越山さんと意気投合。

馳走いなせやで打ち合わせ2軒をはしご。
カラオケ迄しちゃった。

いやいや、おもろい。そして楽しい。

そんな訳で、近々馳走いなせやにも俵越山さんの書が展示されます。
そして、佐々木社長と共に館長になって「館長会」をするんや~~~。

皆さま、どうぞお楽しみに!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿