馳走いなせや奮闘中!

京都柳馬場三条上ルの町屋料理屋「馳走いなせや」
オーナー(通称大将)の酒と食の奮戦記。

最近のお気に入り!

2011年02月11日 | Weblog


室町仏光寺西入った

「ベジョータ・ムチョ」

深夜まで営業(通常3時まで営業)


アラカルト多し(本格派スペイン料理60アイテム以上あります)


ドリンクメニュー多彩(これまた60アイテムしっかりあり、フルボトルのワインも2500円が中心)


てな感じで、最近開店されましたがすでに繁盛店の仲間入りです~!

じつはこの店

河原町仏光寺角にある

ベジョータの2号店

河原町の店は、どちらかと言えばバー的要素の強い(七坪なので厨房激狭やし、仕方ないですが…。)二軒目使いな感じやなぁと思ってたので

ずいぶんとご無沙汰していましたが。


2号店の案内をいただき、行って参りました!


町屋をラフに改装した店内は、外観・インテリアともとてもいいセンスです。

お客さんが一組でも満席でも違和感の無い空間

※ けっこう難しいんですよねぇ…。


メニュー構成もかなり考えたと思います。

※ 単品(小皿)350円の料理も豊富でスピーディー!ここが、外れじゃないのでポイント高いです。


そして、しっかり料理ボリュームあるし味もなかなかの物です。

※ お客さんの嬉しい!を良く良くご存知だこと。

スタッフ同士の声掛け(コミュニケーション)しごく気持良くされてました。


入り口のファサードには、二階への吹き抜け空間に30本以上のベジョータ(骨付きの熟成生ハム)が、ヅラリ~!

※ 行った事無い「スペイン」に来たような不思議な感覚。

ほんまに研究して練られたお店だと感じました!
誉めてばかりですが…。

基本私は、いろんな店に行きますが

「店のいいところ」

を注目します。

「いいところ」は、店のバックボーンです。

基礎になり、お客さんのその店に求める【一番】の理由です。

もちろんその理由が多い程、店は繁盛すると思います。


通常お客さんは、そんな気持では来店されませんが…。

お客さんは、不安と期待を持ちながら始めての来店をされます。

始めて店の扉を開けて

店内を見る

スタッフを見る

から始まります!

店内を見て、雰囲気や込み具合で店の価値観を考えると思えます。

次にスタッフを上から下まで眺めてトータル価格は、決定です。


おしぼりをいただき、メニューを開くと予測価格と期待価格との修正が始まります。

※ 不安なので、ビールと安いメニューから二品程選びましょうか?

料理の提供時間も非常に気になるものです。

待ち時間は、人により差がありますよねぇ


そして、出てきた安い料理が期待値以上のものだと

一気に信頼感が上がって追加する事でしょう!

笑顔の身なりのいいスタッフだと尚更ポイントアップします。

ここで、次の料理のタイミングを外すと

良くてスタートライン

悪ければ、店に入る以前の不安が増長します。

もちろん、店の混み具合や急に休んだスタッフがいたりとか…。

様々な理由はありますが、お客さんにはまったく「関係ない話」


ここで「気遣い」と言った

最強のコミュニケーションをどう発揮出来るかが、いわゆるスタッフの力量です。

必ずどんな店でもある話でしょう。

シミュレート(予測)能力の差が、一番でる部分。


さぁ、サービス業を選んだ貴方の力がここで発揮出来ますか?

(⌒~⌒)

なんだか、ダラダラ長文失礼致しました。


でもね、飲食店の方々も多数ご覧いただいてる私のブログ。

経営的にもしんどいと言った話を良く聞きますが…。

ほんまに全力で店の経営されてますか?

他の人や店の「あら探し」しても

「何一つ自分の向上には、ならない」

と思って下さい。

いいところを見つけて、もっと悔しい思いを「自分の向上」にぶつけてみれば

きっといい事あるはずです~!