先回のブログで紹介した扁額の部屋(仏間)の隣りは、中の間と呼んでいる部屋です。
この部屋は、文字通り、真中の部屋で、窓が何処にもありません。非常に暗く、昼間でも、電灯を燈す必要があります(^^;
その向こうの部屋との間は、書の襖で隔てられています。
右端から一枚ずつ見ると、
漢詩でしょうか、なかなか達筆ですが、読めません(^^;
作者は、有竹渓とあるのですが、どんな人物か不明です。
襖の反対側には、絵が描かれています。これまた、何の絵かわかりません。いずれ、ブログで紹介します。
この襖は、ボロボロだったので、故玩館改修時に表装し直しました。が、業者と信じられないようなトラブルがありました。そのことも一緒にブログで。
この部屋はとにかく暗い。少しでも光をとるため、天井の一部を透明にして、二階からの光が入るようにしています。二階自体が暗いので、屋根の一部に透明瓦を使って、光を入れています。その光うちの一部が、透明床を通して届くわけです。設計士ではなく、私のアイデアです。当然その分、改修費は増えるわけですが、この増分に対しても設計料ON(^^;
表具屋とのトラブルもそうですが、割り切れない事が多く、改修はストレスフル(^^;
もう住まない改修をしない部屋でしたのでほっときまして・・・もう処分となりそうです。
襖を片面貼り替えたら1本5000円。新しく作る襖は1本3万円。旧い家を直していくには次々出費です。
で、昨日の記事。
>「お化けが出そうだ」
我が家も親族遠縁が泊っていくと「屋根裏で物音がした」とリビングに駆け込んでくるし、
地震で大揺れすると音が半端ないしで、皆さんリビングに駆け込みます。
駆け込みリビングです(笑)
中の間は書の襖になっていたり、襖の反対側には絵が描かれていたり、明かり取りの工夫もしてあるのですね。
そのようにするに当たっては、いろいろとトラブルもあったのですね。
それらのことについてのブログ記事を楽しみにしております(^-^*)
修理は金喰い虫です。際限がありません。おまけに、今回の襖の場合は、やり直し。その分も、請求されてしまいました(^^;
リビングが安全部屋なのですね。皆がいるので心強いし。
故玩館、改修前、朝気がついたら梁が落ちていたことがありました。その時にはもう住んでいなかったのですが、ゾッとするできごとでした。
それに、工事をやっていくうちに、思わぬことがいろいろ出てきて、心労ばかりでした。屋根ふきの職人さんが、滑り台のように滑って落下し、大怪我をして救急車で運ばれた事も(^^;
今ならもう無理ですね、経済的、体力的、精神的に。ガラクタ類ならなんとか(^.^)
改修はおっしゃるとおりストレスの連続ですが、終わった後の達成感も格別ではないでしょうか。
「もうしなくてもいい!」という日が来ることを心の支えに気力、体力、財力が続くうちに突っ走るしかない!・・・と、ただ今突っ走っております
みことさんのところも、改修を予定されているのですか。50代、60代までのエネルギーのあるうちが勝負です(^.^)