大型の台風14号が近づいています。当地でも、風雨がだんだん強くなってきました。
中山道沿いに居を構えて300年、積もり積もった不要物の処理が私の使命です(実際のところ、ガラクタを増やしたのは私ですが(^^;)。
まず、今年の5月に、歌川広重『木曽街道五九次之内 みえじ』に描かれた竹藪を伐採しました。
広重の時代とほほ同じ形を保っていた竹藪ですが、水位の低下で繁殖がものすごく、もはや手に負えなくなり・・・
バッサリと伐りました(業者さんが(^^;)。まだ、根の掘り起こしと石垣造りが残っています。これは来年(^.^)
かなりすっきりとした趣きですが・・・
実は、中山道を挟んで向かい側に、使われなくなったオンボロ家が2棟立っているのです。
故玩館から見ても、いかにもむさ苦しい。空家なので、野生動物がわがもの顔で出入りします。
やむなく、解体することにしました。
4日ほど解体がすすんだところで、台風14号接近!
風が強くなってきました。作業途中なので、強風が吹いたらいろんなものがビュンビュンと飛んできそうです。
で、解体屋さんが急遽、不安定な部分を取り除くべく、突貫工事をしています。
私の方も、頭がいたい・・・・
前の家に残っていたガラクタ類を引き上げてきました。故玩館の玄関が塞がっています。
竹藪やボロ家処理の大物断捨離だけでなく、ガラクタの断捨離も待った無しの状態です(^^;
歌川広重の絵にも描かれたほどの竹藪の伐採は、断腸の思いだったのでしょうが、
決断せざるを得ない面もあったのでしょう。惜しいことですけれどもね。
スッキリとした反面、風除けがなくなって、心配な面もありそうです。
こちらも朝から強風が吹き荒れています。中心から遠く離れていても
こんな状態ですから、今回の台風がいかに大きいかがわかります。
東海地方は、明日の朝がピークのようですが、被害が出ないことを祈っています。
でも、なんとか、解体屋さんが突貫工事で対処してくれているようですから、大きな被害は出さなくて済みそうですね。
300年の歴史をコンパクトに整理する作業も大変ですね。
そんなに慌てずに、間違って大名品など処分したりしないように、のんびりと整理してください(^-^*)
当面、大きな被害がでませんようにと、お祈りしております(^_^)
ですから、思い入れが相当強かったのですが、持ちこたえるのに限界がきました、気力、体力ともに。
竹藪が無くなってから、まだ冬を迎えていませんから、伊吹おろしがどの程度になるか、わかりません。
今回の台風、中心気圧は低いですが、図体はそれほどでも。伊勢湾台風などとは比較にならないでしょう。
でも、用心第一ですね。
昨日から、業者さんに連絡したりで、疲れました。
何せ風向きからすると、まともにこちらへ飛んできますから。トタンの切れ端でもすごい勢いで飛んでくれば脅威です(^^;
いやはや、思わぬことに翻弄され、台風が来る前に消耗しました(^.^)
遅生さん、たいへんでしたね。
片づけは、相当エネルギーを使います。
お疲れをおこしませんようにね。
台風の被害もありませんように・・・
身から出た錆びとはいえ、いろいろ溜まった物の処理は大変です。
できる範囲で、出来るだけのことをするより外ありませんね。
だんだん、諦め(達観?)が多くなってきます(^.^)
今回のことは思い切りができてよかったかもしれません。
気がたっている時でないとなかなかできないものです。私あちこちのお宅の片付けのお手伝いしていて思いました。
竹林大変でしたね。
竹を絶やすには、11月から2月の間に高さ1mで伐ると枯れます。ただし2年位かかりますが。
暇ができたらあれとこれをかたずけて、などと思っていても、思い通りになったことは一度もありません(^^;
せっぱ詰まってからでないと前へ進みません。
人様のことではありますが、両横も空き家、周りはどんどん耕作放棄地となり、雑草の段階は過ぎて、森林、ジャングルに囲まれつつあります(^.^)
こがんかんの品々・・どこに収納しているんだろう?って思っていましたが、こちらに収められているものもあったのでしょうか。。
クリンのダンシャリとちがって、ちせいさまのは遊びじゃできないと思います!がんばってくださいね!!
断捨離は、私が最も不得意とする事柄です。それに大物の断捨離となると、気力、体力に加えて、金力も必要となって来ます(^^;
クリンちゃんたちの断捨離は、遊びや新しい発見があっていいですね。うらやましい(^.^)
写真を見ているだけで大変さが解ります。
中山道を歩き始めて二年経ちますが、コロナ騒ぎで中々進みません。
御地を歩くのはいつ頃になる事やら・・・
立ち寄ることは出来ないでしょうから、竹藪の無くなった風景を見させていただきます。
中仙道歩きの人も増えて来ました。
この辺りは大した見所はないですが、故玩館へはぜひお立ち寄り下さい。
中山道の美江神社の前の枡形を進むと本陣跡の碑があり、更に少し進むと、広重の浮世絵の犀川の「みゑじ」を描いた大きな看板が立っていました。
その先に浮世絵の竹藪が見えましたが、まさか、それをバッサリとは驚きです!
そうでしたか、水位の低下で繁殖がものすごく手に負えなくなったんですね、なるほど。
風景が変わりました。仕方がないです(^^;