遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

江戸ミニチュアからくり 『小原庄助さん』

2021年01月10日 | 面白グッズ

先回のブログで、「雷門の飛んだり」の納札を紹介しました。「飛んだり」のような小さな動くおもちゃは、江戸土産として数多く作られていたようです。

私の所にも、似たような品が数点ありましたので、順次紹介します。

 

板の上に乗った、小さな小原庄助さん人形です。

 3.4x5.7㎝(台板)、高さ1.8㎝。年代不明。

 

 

 

小原庄助さんが朝風呂に入っている場面です。

おカミさんが、手ぬぐいを渡しています。

 

♬ ~小原庄助さん 何で身上(しんしょう)潰した
朝寝 朝酒 朝湯が大好きで それで身上つぶした
ハア もっともだ もっともだ~ ♬

 

何とも、ユーモラスですね。

 

首の所に針金が通っています。

それを支点にして、ゆらゆら動きます。その様子には、思わず口元がほころびます(^.^)

 

両方とも、頭が動きますが、庄助さんの方はバランスが絶妙で、数分間動き続けます。

 

手の上に置くと、ずっと動き続けます。

人間の手は、無意識のうちに、小さく振えているのですね。(^.^)

 

 

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする