1849人
先月の自殺者数です。
昨年同月に比べて、15.3%増えたのは、明らかにコロナによる経済悪化、環境変化が関わっているからでしょう。
新型コロナは、世界ではまだ猛威を振るう国もあり、インドでの新規感染者数は、1日当たり10万人という桁違いの数字に???な感覚を覚えますが、これから冬に向けてまだ油断できないところであることは事実だと思います。
ただ、あまりにもコロナ対策によって制限され、我慢を強いられ、変更を余儀なくされた人々は、自分を見失ってしまいます。
やり場のない不安・恐れ・怒りを一人で抱え込み、自分を攻撃したり、他人を攻撃したりしてしまう人が多くなっているみたいに思います。
しかし人々の悩みはひとそれぞれです。
お金・人間関係・テレワーク・電磁波・孤独・過干渉・無限の不安…、これらが身体を心をむしばみ、思考が変わり、行動が変わっていくのです。
私が医療の世界にいるのは、探偵小説が好きだから。特に病院を辞め、今の世界に入ってからはそう感じている。
自分の問題にしても、他人の問題にしても、健康のみならず、お金・愛情、自分に起こるすべてのことには、必ず理由があると思っている。
だからこそ真犯人が見つからないと、気持ちが悪い。
テレビは60分で解決できるのに、何年もかかっている自分に嫌になりながらも、真犯人が知りたいから諦められない。
諦めが肝心、という言葉もあるが、こだわりの先に光が、出口があると、根拠のない自信・確信が私にはある。
それは私が、この世で、増田院長と、Drデビと、そしてNAETと出会ったから。
なぜそれが起きるのか、なぜそれが起きたのか、その追及をしていくことで、同じ思いをするほかの人の役に立つ、他の人が同じ思いをしなくて済むようにしたい、そう思っているから一人でも必要としてくれる人がいる限り、私はまだここにいる。
もちろん私が一番何とかしたいのは増田院長であり、私を最も必要としているのも彼だ。2008年夏、術中だか術後に起きた右麻痺と運動性失語は今も変わらない。
初めは受け入れられずに随分神さまを恨んだが、恨みつくしても何も変わらないから、恨むのはもうやめた。
恨んでも1年、笑っても1年。時間は同じように過ぎていく。
院長とまた話したい、あちこちのセミナー(ワーケーションは楽しかった)に行きたい、という願望は年月を追うごとに膨らんでいる。
そして院長が話したり、少しでも歩けるようになったら、引退もしくは休職して、電動車いすを買って、サンチャゴ・デ・コンポステラまでの巡礼に行こうと勝手に思っている。
他人の手を借りなくて済むよう、その日がいつ来るかわからないから、スペイン語も少しずつ習い始めた。
パウロ・コエーリョの「アルケミスト」を、自分自身が見えてこなかった20代のころに読んでとても気に入って、そのあとに読んだ「星の巡礼」 でこの巡礼路のことを知った。
いつか行きたい!とずっと考えていたからこそ、院長が話すまでは行かない、と思っている。
だからこそ、自分で言いたいことが伝えられない、移動できない、食事の準備・片付けができない、お風呂にはいれない、洗濯できない院長を、現在進行形で手伝っている自分が壊れたら、一番自分が困る。
実際私が死んでも、院長は施設に入れば生きていられる。けれど自分の自由が大切な院長に施設の暮らしは無理だろう。(私も無理)
樹木希林さんのあとに、内田裕也さんが追いかけていったように、そんなことになりそう。
だから、院長と仕事と家族を守るために、私は自分を一番に考えるようにしている。
倒れる前の院長はひとりで何役もこなしていたのを、毎日そばで見ていたからこそ、そう思っている。
初めに発症した2005年春に戻りたい。手術をした2008年夏に戻りたい。今でも毎日そう思っている。
サンチャゴ・デ・コンポステラに2人で行けない限り、私は死ぬまでこのことを後悔し続けるだろう。
だからみんなに言っている。
反省しても後悔しない人生を選んでください、って。
お金は何とかなるけど、時間は返ってこない、って。
だから毎日が一期一会。
明日がある、来月がある、来年がある、と思っていると、かなりの時間を無駄にする。
自分には何が大事なのか。
「これだけあれば他には何もいらない」という一つを持っておくこと。
そうすれば何を選択し、何を捨てるかがおのずとわかるはず。
今の私にとっては、それは仕事でも、NAETでもなく、増田院長だ。大喧嘩も良くしているけど、院長との時間が私にとって一番大事なもの。
できるだけ一緒にあの世に行けることを願っているけど、もし院長が私より先にこの世から消えたら、次点はNAETかな。
その次はパンダ(和歌山移住?)かな?もうどうでもいいや。
1849人という数字を見て、心がざわついたので、書き散らかしました。
1849人に恥ずかしくないように、自分なりに精一杯また明日から頑張ろうと思っています。
私にとって、その人が、ひとりひとりが後悔していなければどっちでも正解です。
苦しく長く、自分じゃない自分を生きる事が正解とは決して思いません。
この世が嫌なら、あの世で楽しんだらいい。だから今頃は、天国で、みんなゆったり、楽しく過ごしていると思っています。
ただ、この世でも、あの世でも、反省しても後悔しないために、「仕事や家族を守るために、まず自分を一番大事にする」っていうものさしを、常に胸ポケットにしまっていてほしいと願っています。
だから、もし今後悔している人がいたら、海でも山でも良いから空気の美味しいところで、「アルケミスト」を読んでみてください。
サンチャゴになって、何だ~って思えたら、20代の私がそうだったように、明日の力になるかもしれないから。
P.S,
増田カイロでは、「うまくいっている人の考え方」ジェリー・ミンチントン著も、読む薬としてお勧めしています。
先月の自殺者数です。
昨年同月に比べて、15.3%増えたのは、明らかにコロナによる経済悪化、環境変化が関わっているからでしょう。
新型コロナは、世界ではまだ猛威を振るう国もあり、インドでの新規感染者数は、1日当たり10万人という桁違いの数字に???な感覚を覚えますが、これから冬に向けてまだ油断できないところであることは事実だと思います。
ただ、あまりにもコロナ対策によって制限され、我慢を強いられ、変更を余儀なくされた人々は、自分を見失ってしまいます。
やり場のない不安・恐れ・怒りを一人で抱え込み、自分を攻撃したり、他人を攻撃したりしてしまう人が多くなっているみたいに思います。
しかし人々の悩みはひとそれぞれです。
お金・人間関係・テレワーク・電磁波・孤独・過干渉・無限の不安…、これらが身体を心をむしばみ、思考が変わり、行動が変わっていくのです。
私が医療の世界にいるのは、探偵小説が好きだから。特に病院を辞め、今の世界に入ってからはそう感じている。
自分の問題にしても、他人の問題にしても、健康のみならず、お金・愛情、自分に起こるすべてのことには、必ず理由があると思っている。
だからこそ真犯人が見つからないと、気持ちが悪い。
テレビは60分で解決できるのに、何年もかかっている自分に嫌になりながらも、真犯人が知りたいから諦められない。
諦めが肝心、という言葉もあるが、こだわりの先に光が、出口があると、根拠のない自信・確信が私にはある。
それは私が、この世で、増田院長と、Drデビと、そしてNAETと出会ったから。
なぜそれが起きるのか、なぜそれが起きたのか、その追及をしていくことで、同じ思いをするほかの人の役に立つ、他の人が同じ思いをしなくて済むようにしたい、そう思っているから一人でも必要としてくれる人がいる限り、私はまだここにいる。
もちろん私が一番何とかしたいのは増田院長であり、私を最も必要としているのも彼だ。2008年夏、術中だか術後に起きた右麻痺と運動性失語は今も変わらない。
初めは受け入れられずに随分神さまを恨んだが、恨みつくしても何も変わらないから、恨むのはもうやめた。
恨んでも1年、笑っても1年。時間は同じように過ぎていく。
院長とまた話したい、あちこちのセミナー(ワーケーションは楽しかった)に行きたい、という願望は年月を追うごとに膨らんでいる。
そして院長が話したり、少しでも歩けるようになったら、引退もしくは休職して、電動車いすを買って、サンチャゴ・デ・コンポステラまでの巡礼に行こうと勝手に思っている。
他人の手を借りなくて済むよう、その日がいつ来るかわからないから、スペイン語も少しずつ習い始めた。
パウロ・コエーリョの「アルケミスト」を、自分自身が見えてこなかった20代のころに読んでとても気に入って、そのあとに読んだ「星の巡礼」 でこの巡礼路のことを知った。
いつか行きたい!とずっと考えていたからこそ、院長が話すまでは行かない、と思っている。
だからこそ、自分で言いたいことが伝えられない、移動できない、食事の準備・片付けができない、お風呂にはいれない、洗濯できない院長を、現在進行形で手伝っている自分が壊れたら、一番自分が困る。
実際私が死んでも、院長は施設に入れば生きていられる。けれど自分の自由が大切な院長に施設の暮らしは無理だろう。(私も無理)
樹木希林さんのあとに、内田裕也さんが追いかけていったように、そんなことになりそう。
だから、院長と仕事と家族を守るために、私は自分を一番に考えるようにしている。
倒れる前の院長はひとりで何役もこなしていたのを、毎日そばで見ていたからこそ、そう思っている。
初めに発症した2005年春に戻りたい。手術をした2008年夏に戻りたい。今でも毎日そう思っている。
サンチャゴ・デ・コンポステラに2人で行けない限り、私は死ぬまでこのことを後悔し続けるだろう。
だからみんなに言っている。
反省しても後悔しない人生を選んでください、って。
お金は何とかなるけど、時間は返ってこない、って。
だから毎日が一期一会。
明日がある、来月がある、来年がある、と思っていると、かなりの時間を無駄にする。
自分には何が大事なのか。
「これだけあれば他には何もいらない」という一つを持っておくこと。
そうすれば何を選択し、何を捨てるかがおのずとわかるはず。
今の私にとっては、それは仕事でも、NAETでもなく、増田院長だ。大喧嘩も良くしているけど、院長との時間が私にとって一番大事なもの。
できるだけ一緒にあの世に行けることを願っているけど、もし院長が私より先にこの世から消えたら、次点はNAETかな。
その次はパンダ(和歌山移住?)かな?もうどうでもいいや。
1849人という数字を見て、心がざわついたので、書き散らかしました。
1849人に恥ずかしくないように、自分なりに精一杯また明日から頑張ろうと思っています。
私にとって、その人が、ひとりひとりが後悔していなければどっちでも正解です。
苦しく長く、自分じゃない自分を生きる事が正解とは決して思いません。
この世が嫌なら、あの世で楽しんだらいい。だから今頃は、天国で、みんなゆったり、楽しく過ごしていると思っています。
ただ、この世でも、あの世でも、反省しても後悔しないために、「仕事や家族を守るために、まず自分を一番大事にする」っていうものさしを、常に胸ポケットにしまっていてほしいと願っています。
だから、もし今後悔している人がいたら、海でも山でも良いから空気の美味しいところで、「アルケミスト」を読んでみてください。
サンチャゴになって、何だ~って思えたら、20代の私がそうだったように、明日の力になるかもしれないから。
P.S,
増田カイロでは、「うまくいっている人の考え方」ジェリー・ミンチントン著も、読む薬としてお勧めしています。
斉藤 記