ジミー・カーター元アメリカ大統領の訃報、感慨深い。言い方が不謹慎なのは百も承知だが、この感情を表現する言葉を他に思いつかない。
当時、無名の新人候補が大統領に選ばれた理由は、アメリカの有権者が根本的な変化を望んだからだと思う。ドナルド・トランプ大統領の誕生と共通するものがある、と言ったらこれまた不謹慎だろうか。
夫人と共に歩いてホワイトハウスに向かった新大統領は、既存の権力構造に阻まれ、弾き返されて、ホワイトハウスを去ったのか。
裕福なセレブたちに支援された民主党の現副大統領が、共和党の前大統領に惨敗した大統領選挙の年に、理想を唱え続けた民主党の元大統領の逝去。何と言えばいいのか。
民主党は、今こそ現実と向き合う必要があるだろう。
余談だけど、「カーター回顧録」日本語版の冒頭インタビューで、カーター元大統領は、米軍の艦船が核兵器を搭載したまま日本に寄港していることを間接的に認めている。日本を取り巻く安全保障環境が戦後最も厳しい今、非核三原則のうちの「核を持ち込まない」を今後も維持するべきか否か、議論が必要と考える。


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