これは鳥居清長(宝暦2〜文化12・1752〜1815年)
の浮世絵だ。
制作年は安永9(1780)年。タイトルは「浮世七小町 通い」とある。
吉原遊廓の張り見世を描いたものだ。
しどけない姿で外の客と話をしている遊女。
左の遊女は煙草盆を前にお行儀良く座っている。
三味線の棹が一寸見えるのは隣の遊女が弾いているのか。
書き入れはこうだ。
「浮世七小町 通い
おもいきや しじのはしがき かきつめて
百代も同じ まろ寝せんとは」
の浮世絵だ。
制作年は安永9(1780)年。タイトルは「浮世七小町 通い」とある。
吉原遊廓の張り見世を描いたものだ。
しどけない姿で外の客と話をしている遊女。
左の遊女は煙草盆を前にお行儀良く座っている。
三味線の棹が一寸見えるのは隣の遊女が弾いているのか。
書き入れはこうだ。
「浮世七小町 通い
おもいきや しじのはしがき かきつめて
百代も同じ まろ寝せんとは」