西園寺由利の長唄って何だ!

長唄を知識として楽しんでもらいたい。
軽いエッセイを綴ります。

繭の会下浚い

2011-05-27 | 仕事関係
今日は繭の会の下浚いがありました。
4時からでしたが、一番目の「島の千歳」の鼓を打って下さる
堅田喜三久師(人間国宝)は、
とてもお忙しい。

今日も他の仕事と掛け持ちで、
ここを4時きっかりに始めなければ、
次の仕事に支障がでる、
ということで、
スタンバって待っていてほしいという指示。

唄も三味線も3時半位から用意をして、
スタンバイ。

4時2分過ぎに現れた喜三久師はすでに、
鼓を手に持った状態で(本当は鼓は、組み立てるものなのです)、
座布団に座るなり、曲が始まりました。

左から、杵屋佐臣・静子・六多之氏。 
鼓は喜三久師。


さすがに分刻みで動いていらっしゃる喜三久師、
終るとすぐにお帰りになりました。
聞きしにまさる鉄人です。
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