102-「高砂丹前」(1785・天明5年・桐座)
高砂は播磨(兵庫県)にある市の名前で、
高砂神社の”高砂の松”が有名。
古くから、高砂の松と、大阪”住之江の松”が夫婦であるとの伝説があり、
高砂、住之江の松を”相生の松”という。
ゆえにここでは“松づくし”で、夫婦の睦ましさを詠う。
『松の名所は様々に
あれ 三保の松羽衣の
松に掛けたる尾上の鐘よ
逢いに相生夫婦松
中に緑の いとしらしさの姫小松
二階三階五葉の松
幾代重ねん千代見草
しおらしや』
●松の名所は様々あるが、まあょっとあれを見なさいな、
駿河国三保の松。
天女が羽衣を掛けたという、松に掛けたのは、尾上神社(高砂神社)の鐘か。
二人が逢瀬を重ねるうちに、できた嬰児は 可愛い可愛い女の子。
二歳、三歳、五歳と成長が楽しみ、末頼もしいことよ。
〓 〓 〓
tea breaku・海中百景
photo by 和尚
高砂は播磨(兵庫県)にある市の名前で、
高砂神社の”高砂の松”が有名。
古くから、高砂の松と、大阪”住之江の松”が夫婦であるとの伝説があり、
高砂、住之江の松を”相生の松”という。
ゆえにここでは“松づくし”で、夫婦の睦ましさを詠う。
『松の名所は様々に
あれ 三保の松羽衣の
松に掛けたる尾上の鐘よ
逢いに相生夫婦松
中に緑の いとしらしさの姫小松
二階三階五葉の松
幾代重ねん千代見草
しおらしや』
●松の名所は様々あるが、まあょっとあれを見なさいな、
駿河国三保の松。
天女が羽衣を掛けたという、松に掛けたのは、尾上神社(高砂神社)の鐘か。
二人が逢瀬を重ねるうちに、できた嬰児は 可愛い可愛い女の子。
二歳、三歳、五歳と成長が楽しみ、末頼もしいことよ。
〓 〓 〓
tea breaku・海中百景
photo by 和尚