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雨だれのソステヌート

とりあえず今、雨が降っているから、雨にまつわるいろいろなことを集めてみようかなあと。

東京は初雪です

2004年12月29日 | 雨の日記
 東京に初雪です。この時期に雪がふるのは珍しいです。
 ところで、天気予報で「初雪」を発表する条件はなんだと思いますか? ただ雪が降ればいいってもんじゃないんですって。東京の場合、大手町でその冬はじめての雪を観測したら「初雪」と発表するそうです。

 今朝は中野あたりまで雪だったんですけど、中野より東には雨が降ってました。大手町も雨でしたから、その時点では初雪ではありませんでした。やがて東のほうも雪にかわり、大手町でも雪を観測したので「初雪」と発表されました。

今朝は寒いです

2004年12月06日 | ニュース
 昨日は24.8度という気温に血迷って「おもいっきり夏日」なんて書いてしまったけど、夏日の定義は 25 度以上なので都心部ではぎりぎりふみとどまりました。でも東京の八王子市や青梅市などでは26度をこえて完全に夏日だったそうです。空には積雲という夏の雲も出てました。背の低い入道雲(積乱雲)みたいなやつです。ほとんど夏気分なのに暦は12月。一日だけハワイに引っ越したみたいでした。

 そのくせ北海道では大雪が降ったそうです。関東あたりでは台風が南から熱い風を連れてきましたが、北海道あたりでは北の冷たく湿った空気を呼び込んでしまったようです。12月に台風が(途中で温帯低気圧に変わったけど)来ちゃうことも変ですが、勢力が衰えないまま北海道まで駆け抜けるというのも珍しいですよね。ほんとにどうなってるのかしら。今年の天気は。

 昨日とは一転して今朝は冷たい風が吹いてます。予想最高気温は15度だそうです。

12月の夏日

2004年12月05日 | ニュース
台風並み強風15人けが 東京は史上最大40m (共同通信) - goo ニュース
 嵐の影響で東京は初夏のような暖かさでした。12月なのに24.8度って、おもいっきり夏日じゃないの!

雨栗日柿(あまぐりひがき)

2004年12月05日 | 言葉
 雨が多い年は栗がよく実り、晴れた日が多いと柿がよく実るという意味だそうです。雨という文字はありませんが「豊年柿に、けかち栗」という言葉もあるそうです。柿が豊作だと米も豊作、栗が豊作だと米は不作という意味です。これも雨の日の数と関係がありそうです。

# タイトルなおしました。甘栗日柿→雨栗日柿

雨乞小町(あまごいこまち)

2004年12月05日 | 神話・伝説
 小野小町は平安時代の女流歌人です。美人で和歌を詠むのがうまく、六歌仙・三十六歌仙にも数えられています。深草少将にプロポーズされて「百日通い続けてくださったら」と答えた話は有名です。その小野小町が雨乞いをしたという伝説があるそうです。小町が和歌をよみ、神に捧げると見事に雨が降り始めました。その伝説は歌謡や演劇の題材になり、昔話としても語り伝えられています。

 また、山形県には小野小町が発見した泉があるそうです。旅の途中で水を探していると、三本足の鶏が現れて泉の場所を教えてくれました。この泉は大釜淵と言い、ここで雨乞いをすると必ず雨が降るということです(参考>怪異・妖怪伝承データベース)。

晴れました

2004年12月05日 | 雨の日記
 夕べは映画のレイトショーを見に行って(結局ハウルを見ました)、終わったらざんざん降りの雨でした。真夜中に何度も目が覚めるほどの強風が吹き荒れたみたいです。でも今朝は雨もあがって良い天気です。

 このブログを密かに読んでるおともだちが昨日の記事を読んで「なんで突然『風が吹くとき』なの?」と言ってました。これまでだって突然999の話なんかしてたのに、こちらこそ「なんで今更そんなこと聞くのさ」って感じ。でもまあ、そうね。まともにやる気なら話の枕に「世界情勢があいかわらず物騒ですね。戦争といえば…」とかやるべきなのかもしれません。

 で、まともにやる気があるのかっていうと、ぜーんぜん、ないんですけどね。あはは。

雨がふりはじめました

2004年12月04日 | 雨の日記
 予報通り雨です。私はこれから映画を見に行きます。ハウルの動く城を見る予定ですが、混んでたらMr.インクレディブルにします。

風が吹くとき

2004年12月04日 | 漫画・アニメ
 イギリスの田舎町で静かに暮らす老夫婦。妻はソファーの上のクッションがいつも彩りよくふかふかであることに幸せを感じ、定年で仕事からしりぞいた夫は、それでも毎日図書館に通い世界情勢をチェックするのが日課。世界はしだいに戦争へと向かっている。ふたりともそのことは知っているけど、この平和な田舎町に戦火が及ぶとは思っていない。ところがある日、テレビやラジオが戦争の開始を告げると平和な田舎町に風が吹き荒れる。街に核爆弾が投下されたのだ。


 スノーマンの作者レイモンド・ブリッグズの『風が吹くとき』という絵本のお話です。同名のアニメにもなりました。爆弾投下前に、老夫婦は図書館からもらってきたパンフレットにしたがって板を壁に立てかけただけのシェルターを作っていたので「風」の直撃だけは免れます。放射能をふくんだ熱風です。直撃をまぬがれても無事だったとは言えません。家中のガラスが割れ、部屋の中はめちゃくちゃでした。そして「雨」が降りはじめます。放射能の雨です。水道は止まってますから飲料水が必要でした。ふたりは毒ともしらずに雨をためて飲みはじめました。非常時には雨水を飲むのが一番安全だといいながら。

 物語はつねに淡々とつづき、怒りや悲しみが高まる瞬間もなく、ただ沈黙してしまうお話でした。悲しいというより恐く、恐いというより薄ら寒い。そしてやっぱり悲しい。老夫婦は前の戦争を経験していて、夫にいたっては何があっても自分には経験があるというような自信があるようですが、近代の戦争は昔のように鉄砲で撃ち合う接近戦じゃないってことには気づいていません。核兵器に対する知識は日本の小学生が笑うくらいありません。冗談みたいに純真で、無知なんです。

 もう20年近く前の絵本でありアニメですが、絵本のほうは最近翻訳をあらためて再販されたそうです。アニメも秀作です。ぜひ読んで、そして見てほしい作品のひとつ。

台風が来てるらしいです

2004年12月04日 | 雨の日記
 12月なのに、台風が台湾のあたりまで来てるそうです。台風は日本に来ること温帯低気圧に変わるそうですが、それなりの勢力をたもったまま来るらしいです。東京はまだ降ってませんが曇り空。夜にかけて雨風が強くなるという予報です。

天狗のオシッコには栄養がある?

2004年12月03日 | 神話・伝説
 種子島では天狗様のオシッコが降ってきたことがあるそうです。
 ある男がザルをかぶって「天狗様、天狗様」と言いながら歩いていると、ちょうどそこに天狗様が隠れ蓑を着て通りがかりました。
 天狗様は、自分の姿を見られたのだと思いこんで
「おいこら、おまえはどうしてわしの姿が見えるのじゃ」
と言いました。すると男は何食わぬ顔をして、
「これだけ"目"の多いものをかぶっていたら、この世の果てまで見えますよ」
と言いました。ザルには網目がたくさんありますからね。
 そこで天狗様は男にたのみこんで隠れ蓑と不思議なザルを取り替えます。もちろん、ザルをかぶったからって世界の果てなんか見えません。けれど、時すでにおそし。男は隠れ蓑を着て逃げてしまいました。
 怒った天狗様は空の高いところから地上にむかってオシッコをじゃーっとやると、地上には雨がざんざん降ってきます。天狗様は人間をこらしめるつもりだったのですが、天狗様のオシッコには栄養がたくさんあったので、地上の草木は急に元気になって種子島は豊かな土地になりました。
 天狗様はあきらめてどこかへ行ってしまい、男は隠れ蓑を使って遊んで暮らしましたが、ある日奥さんが夫の留守にまちがえて燃やしてしまい、それっきりこの世から失われたということです。