古夜。

昨日、古夜が終わった…。
毎年、次の日に起きると、昨日のことが夢だったのではないかという感覚に襲われる。
今年も起きると…やっぱりその感覚…。でも今回はその理由がはっきりとわかった、それは自分への後悔。
まだまだやれる事、考えられる事がたくさんあった。本番自分は100％の力を出せたのだろうか…みんなに迷惑をかけなっかただろうか？恥をかかせなかっただろうか？お客さんには楽しんでもらえたのだろうか？そんなたくさんの後悔…。
その都度自分て弱いなと思う。
今日は休み。そんな事を考えながらウジウジしていた。
そしたら、古夜を観に来てきていただいた方々から、温かな電話やメールをいただいた。救われる…。
小学校の時、授業中ばかな事を言って仲間や先生が笑ってくれたのを思い出す、おしりをだしながら走り回って母に追いかけまわされたのを思い出す。子供の頃から人の笑顔が大好きだった。自分の行動で人の気持ちが動くのが大好きだった。
役者になったのはそのためだ！
なんだか笑ける…
やれることならまだまだあったさ、考えられる事なんてたくさんあったさ、100％なんて言ってないで次は120％出そう！

僕の尊敬する人が言った『役者の道は砂漠や荒野を歩くのと同じ事、もちろん水なんてもってない。オアシスなんてあるかないかわからない！お前にその道を歩く勇気はあるか？』何度も胸に刻んだはずのこの言葉…。
勇気ならあるさ！そのために演じてるんだ！

ウジウジするなら頭を上げろ、まだまだ砂漠の途中…前を向いて歩いていこう。

今回もいろいろ学ばせていただきました。すばらしい共演者の方々、STAFFの方々、そしてなによりわざわざ足を運んでいただいたお客様、本当にありがとうございました。
これからも皆さんに喜んでいただける作品を一生懸命作っていきます！！　　　　　励