アフリカ太鼓＆パーカッション（中谷頼風）

　わきたにじゅんじさんのお宅でリハーサルをしてきました。
わきたにさんは、アフリカン太鼓＆パーカッションの演奏者で、９月２６日の『古夜』で共演して頂く方です。
今回の古夜では、語りとパーカッションのコラボレーションのシーンが幾つかあって、今日はその音合わせです。

　まず、わきたにさんに僕たちのイメージを言葉で伝えなくてはなりません。これがまた難しい！
「モアモアっとした感じ。」とか、「ここでドンドンドンと勢いをつけて、ガァーっと攻めてくる感じです。」
とか、とにかく擬音だらけです。
でも、僕たちの訳の分からない説明に、わきたにさんは静かに頷きながらイメージを膨らませていって下さいました。
普段は柔和なわきたにさんの顔つきが、静かさの中にも迫力のある顔つきに変わっていきました。
　頼風　「今から二人で演じるんで、わきたにさんのイメージでやってみてもらっていいですか？」
イメージが膨らんだ分、若干重たくなったように感じられる頭で、わきたにさんは静かに頷きました。
実演スタート。僕が語る、励が演じる。しばらくすると、トコトンっという太鼓の音。少し間を開けて、ドコドコドン、ドコドコドンと鳴り響く太鼓の音。言葉で説明するのは難しいんですけど、これがすごく良いんです！
その場にいた中尾さん、坂本さん、中野さん、斉藤も、「おー！良いねー！」という感じでした。
最後、八岐大蛇が攻めてくるシーンは凄いですよ。
ドコドコドコと八岐大蛇が迫ってくる。斉藤の効果音がピシャーっとなる。オロチがスサノオに襲いかかる。
ドコドコドコドコ、ピシャー、ドコドコ、バーン、ドーンドーン

やっぱり言葉では説明しにくいんで、当日見に来て下さい。
９月２６日、日枝神社でお待ちしております！