ちねんの部屋

劇団鳥獣戯画主宰 知念正文の日記

5月24日

2008年05月25日 | Weblog
飯能にある「自由の森学園」体育祭へ行った。いやあ楽しかった。
種目が教科書通りでなくて背中を使ってのボール転がし馬跳び背渡り、コーラ一気のみ後腹筋10回を含む障害物競争、相手を倒すまでの男女の騎馬戦・棒倒し、などなど。一番素場らしかったのは、教師主導ではなく、生徒がすべてを仕切っているところだ。高圧的に、教師が生徒を叱咤して進めていく体育祭は生徒も教師も観客も楽しんでいない。ただ、行事をこなしているだけだ。けれど、「自由の森学園」の体育祭は、演目も進行もすべて生徒任せで、教師たちも一パフォーマーにすぎない。「文化祭」も「音楽祭」もすべて生徒主導だ。子供たちの懸命な力を見せられて、ボクは素直に感動する。
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5月23日

2008年05月25日 | Weblog
「三人でシェイクスピア」喜多方商業高校公演
今日、舞台に上がってくれたモモちゃんは、泣き出しそうなくらい緊張していたのが、手に取るように見えていた。けれど、オフィーリアの「キャー」という悲鳴を立派に演じてくれた。と言っても普通に喋るくらいのボリュームだったが。けれど、公演後、聞いたところによると、彼女はごくごく大人しい子で、舞台上で、しかも悲鳴をあげることなど、誰も思いもよらないことだったらしい。先生方もびっくり、感動したそうだ。ボクたちの舞台よりも、彼女のパフォーマンスの方が劇的だったかも知れない。
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5月22日

2008年05月25日 | Weblog
「カリフォルニア・ドリーミン」宇都宮演劇観賞会公演
お客さんの多くは、人生をたっぷり味わった方々。つまり、高齢の方が多かった。高校での公演だとなかなか笑いが出ないのだが、みなさんは良く見て聞いて下さって、良く笑って下さって、たくさんの拍手を頂いた。「カリフォルニア・ドリーミン」は、人生というものに触れていないと分らない部分が多過ぎるのだ。しかし、たとえ高校生でも、そういったことに敏感な子は涙を流して見ているのだが、
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5月21日

2008年05月25日 | Weblog
「カリフォルニア・ドリーミン」の公演を明日に控えて、稽古。ウォーミングアップを兼ねてダンスのお浚い。これまでは、台詞でも歌でも踊りでも、なかなか体に入らないが、一度体に入ると、まず忘れなかった。これ自慢出来るボクの能力だったのに、振りを間違える。これは、老化現象なのだろうか。
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5月20日

2008年05月25日 | Weblog
「終わりよければすべてよし」

ヘレナが熱愛しているバートラムが仕えるフランス国王は、不治の病にかかっていた。ヘレナは秘術で奇跡的に回復させるが、バートラムは、体に触れず、指輪を手に入れ、子供を宿したら、と去ってしまう。ヘレナはバートラムが求愛しているダイアナにベッドインを約束させる。もちろん、ベッドに入っていたのはヘレナで、愛の印に指輪をバートラムに。バートラムは、王にはヘレナに与えたはずの指輪をとがめられ、ダイアナには結婚を餌に操を奪ったと訴えられ、窮地に陥る。そこへ、ヘレナが身重の姿で現れ、指輪も子供も手に入れたのだから、結婚をと。バートラムはへレナの情熱に負けて愛を誓い、「終わりよければすべてよし」、と王が言って終幕。
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