@Guitar & Music & China

日本・中国を中心とした主に音楽と楽器を紹介します(節操はありません(笑)楽器は主にGuitarです)

【日本関東軍 731部隊】VCD

2006-03-14 | 音楽以外の映像系

これも香港で買って来た中の1枚”日本関東軍 731部隊”です。
昔森村誠一が書いた悪魔の飽食と言う著書を見て、かなりの衝撃を受けた覚えがあります。
旧日本軍が細菌兵器を研究していて、その実験台として中国人捕虜を使っていた。
まだ純粋だった(?)私にとっては「こんな事が許されるのか?」と言った
疑問を投げ掛けて来る作品でもありました。

この731石井中将の部隊は、今でも時折影を見せる事があります。
例えば”帝銀事件”、平沢貞通が逮捕されましたが、これは誤認逮捕(と言うか確信犯?)で
実は元731部隊の隊員が引き起こした事件で、それを隠す為の逮捕劇だったとも言われています。
A薬を飲んだ1分後にB薬を飲むと言った細かな指示、それに青酸では有り得ない遅効性。
731部隊で開発されていた毒薬ではないかとの噂も立ちました。

また、731部隊の責任者石井中将は戦犯として拘束されませんでした。
それはアメリカ軍との密約で「それまで行った人体実験の資料と引き換えに
戦犯としての罪を問わない」と言う取引に応じた為と噂されています。
世界共通の敵がなくなった事で、旧ソ連の脅威を感じていたアメリカが
自国では出来ないであろう細菌兵器の人体実験の詳しい結果を知りたがったのは
至極当然の事かも知れません。

事実関係ばかり書いてきて、VCDの内容に触れるのを忘れていましたが(何時もの事か)
当然影像の残っているはずもなく、画像と伝えられて来た伝聞を元に作られています。
ただ、こう言った事実があった事は隠しようもありません。
さらに恐いのは、数多の大国が「これからの戦争には細菌兵器が有効だ」との見解から
いつ核よりも恐ろしい細菌兵器による事故が発生するとも限りません。

今では遺伝子組み換え等の技術が進み、治療薬のない毒性の強い細菌を作る事は
下手な核兵器開発よりも、コスト面や技術面ではるかに実用的
しかも開発する側は、一緒に治療薬(或いは予防薬)を開発しておけば
核のような諸刃の剣も避ける事が出来ると言う事です。

いつまで続くんですかねぇ、局地的戦争やテロは。
いっその事マッド・サイエンティストが、地球を滅亡させてくれた方がよっぽど良いかも?
そんな気持ちにさせてくれる今日この頃の世界情勢ですハァ~~~~

【日本関東軍 731部隊】
(VCD)

日本關東軍731部隊 (中國版)

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※こちらは書物です↓
細菌戦部隊

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731免責の系譜―細菌戦部隊と秘蔵のファイル

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検証・人体実験―731部隊・ナチ医学

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